場所 事象
1910 南ア・イギリス 南アフリカ連邦が自治領として成立
1910 イタリア フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティ,「未来派画家宣言」および「未来派絵画技術宣言」を発表
1910 アメリカ 「国際絵画的写真」展開催
1910 スペイン アントニオ・ガウディ《カサ・ミラ》
1910 オーストリア アドルフ・ロース《シュタイナー邸》
1910 イギリス フレデリック・ディーリアス《人生のミサ》(1904-05)を初演
1910 アメリカ トーマス・ハント・モーガン「ショウジョウバエの伴性遺伝についての研究」を発表
1910 ドイツ ライナー・マリア・リルケ『マルテの手記』
1910 フランス この頃,パリでホッブル・スカート流行
1910 フランス オペラ座でロシア・バレエ団,ミハイル・フォーキン振付の《火の鳥》公演
1910 日本・韓国 日本,韓国を併合
1910 オーストリア エーゴン・シーレ,《坐るヌードの男》(ウィーン,個人蔵)を制作
1910 フランス アンリ・ルソー,《夢》(ニューヨーク近代美術館蔵)を制作
1910 アメリカ マッキム・ミード・アンド・ホワイト《ペンシルヴァニア駅,ニューヨーク》
1910 日本 日本陸軍大尉の徳川好敏と日野熊蔵が代々木練兵場で日本初の公開飛行
1910 日本 柳田国男『遠野物語』
1910 日本 幸徳秋水,いわゆる大逆事件に連座して逮捕される
1910 ロシア・ドイツ ヴァシリー・カンディンスキー,最初の抽象絵画を水彩で制作
1910 フランス パブロ・ピカソ,《ヴォラールの肖像》(プーシキン美術館蔵)を完成
1910 ドイツ ヘルヴァルト・ヴァルデン,『シュトゥルム』誌を創刊
1910 フランス ジョルジ・クロード,ネオン光を完成
1910 ドイツ マックス・ペヒシュタインほか,新分離派を結成
1910 イギリス バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセルとアルフレッド・ノース・ホワイトヘッド,『プリンキピア・マテマティカ』の刊行開始
1910 イタリア ジャコモ・バッラ,《電弧のランプ》を制作
1910 日本 朝倉文夫,文展に《墓守》(東京国立近代美術館蔵)を出品
1910 日本 石井柏亭,渡欧
1910 日本 荻原守衛,文展に《女》(東京国立近代美術館蔵)を出品
1910 日本 高村光太郎,『スバル』に「緑色の太陽」を発表
1910 日本 菱田春草,文展に《黒き猫図》(東京,永青文庫蔵)を出品
1910 日本 武者小路実篤,志賀直哉,有島武郎ほか,『白樺』を創刊
1911 ノルウェー ローアール・アムンゼン,南極点に到達
1911 ドイツ ミュンヘンのタンホイザー画廊で第1回「青騎士」展開催
1911 イタリア 未来派のブラガーリア兄弟,「フォトディナミズモ」の写真を開始
1911 ドイツ ヴァルター・グロピウスとアドルフ・ハイマー《ファグス工場》
1911 ベルギー ヨーゼフ・ホフマン《ストックレー邸》
1911 オーストリア グスタフ・マーラー《大地の歌》(1908-1909)をブルーノ・ヴァルターが初演
1911 フランス ポール・ポワレ,トルコ風ズボンを発表
1911 マックス・ラインハルト「奇跡」を発表
1911 日本 平塚らいてう,『青鞜』を創刊
1911 フランス ロベール・ドマシー,オイル転写法を発表
1911 イタリア フェッルッチョ・ベンヴェヌート・ブゾーニ《トゥーランドット》を作曲
1911 ロシア シャトレ劇場でロシア・バレエ団,ミハイル・フォーキン振付の《ペトリューシュカ》公演
1911 中国 辛亥革命起こる
1911 ドイツ ルドルフ・シュタイナー「オイリュトミー」を創始
1911 モロッコ 第2次モロッコ事件起こる
1911 イギリス リーズとブラッドフォード間で最初のトロリーバス路線開設
1911 日本・アメリカ 日米新通商航海条約調印
1911 ドイツ フランツ・ペムファート,表現主義の雑誌『アクツィオーン』創刊
1911 日本 日本の就学率が98パーセントを超える
1911 フランス アンデパンダン展41室にキュビスム的傾向の作品が揃う
1911 イギリス アーネスト・ラザフォード「原子核の存在証明」を発表
1911 スコットランド チャールズ・トンプソン・リーズ・ウィルソン,粒子を測定する装置「霧箱」を完成
1911 アメリカ ロバート・アンドリュース・ミリカン,電子の電荷を測定
1911 オランダ ハイク・カーメリング・オンネス,超伝導を研究
1911 アメリカ トーマス・ハント・モーガンとアルフレッド・ヘンリー・スタートヴァント,染色体地図を完成
1911 アメリカ フランシス・ペイトン・ラウス,腫瘍ウィルスを発見
1911 アメリカ グレン・ハモンド・カーティス,水上飛行機を完成
1911 ノルウェー ローアール・アムンゼンが南極点に到達
1911 アメリカ チャールズ・フランクリン・ケッタリング,自動スターターを発明
1911 日本 青木繁,死去
1911 日本 菱田春草,死去
1911 日本 白馬会,解散を決定
1911 アメリカ ハリウッド誕生──ハリウッドで最初の映画が撮影される
1912 中国 中華民国臨時政府成立
1912 フランス フェルナン・レジェ,フランシス・ピカビアほか,「黄金分割(セクシオン・ドール)」展開催
1912 アメリカ この頃よりアーネスト・ジェームス・ベロック,のちに《ストーリヴィル・ポートレイト》シリーズと呼ばれる写真を開始
1912 オーストリア アルノルト・シェーンベルク《月に憑かれたピエロ》を制作
1912 ドイツ アルフレート・ロータル・ヴェーゲナー,大陸移動説を発表
1912 ドイツ トーマス・マン『ヴェニスに死す』
1912 ロシア ヴァスラフ・ニジンスキー《牧神の午後》公演
1912 中国 清朝が滅亡
1912 フランス フランシス・ピカビア,《セビーリャの行列》(ニューヨーク,個人蔵)を制作
1912 アメリカ イーストマン・コダック社,世界各国でベスト・ポケット・コダックを発売
1912 ドイツ ドイツで最初の小型ディーゼル機関車が完成
1912 日本 明治天皇,崩御
1912 アメリカ キャデラック社,全車にセルモーターを標準装備
1912 日本 大正天皇,即位
1912 フランス マルセル・デュシャン,《階段を降りる裸体No.2》(フィラデルフィア美術館蔵)を制作
1912 日本 有楽町にタクシー自動車会社設立される
1912 バルカン セルビア・ギリシア・ブルガリア・モンテネグロ間で第1次バルカン戦争起こる
1912 ドイツ ヴァシリー・カンディンスキー,『芸術における精神的なものについて』を出版
1912 アメリカ ヘンリエッタ・スワン・リーヴェット,ケフェウス型変光星の光度を測定
1912 フランス パリのベルネーム=ジュヌ画廊で「未来派」展開催
1912 アメリカ ヴェストー・メルヴィン・スリファー,星雲の速度を測定
1912 ドイツ マークス・テオドール・フェリークス・ラウエ,X線回析を研究
1912 イタリア ウンベルト・ボッチョーニ,「未来派彫刻技術宣言」を発表
1912 イギリス ジョゼフ・ジョン・トムソン,電場と磁場による陽極線の曲がり方を研究
1912 ドイツ ヴァシリー・カンディンスキーとフランツ・マルク,年鑑『青騎士』を発行
1912 オランダ・アメリカ ピーター・ジョゼフ・ウィリアム・デバイ,双極子モーメントを発見
1912 オーストリア・アメリカ ヴィクター・フランシス・ヘス,宇宙線を発見
1912 フランス パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラック,パピエ・コレを開始
1912 ポーランド カシミール・ファンク,補助食物要素をビタミンと名づける
1912 フランス ロベール・ドローネー,《窓》シリーズを開始
1912 日本 斎藤与里,岸田劉生ほか,ヒュウザン(のちにフュウザン)会を結成
1912 日本 萬鉄五郎,東京美術学校西洋画科卒展に《裸体美人》(東京国立近代美術館蔵)を出品
1913 バルカン ロンドン条約が締結,第1次バルカン戦争終結
1913 アメリカ ニューヨークで「アーモリー・ショー」(国際現代美術展)開催
1913 ドイツ オスカー・バルナック,「ウルライカ」を設計・製作
1913 イタリア エンリコ・グァッツォーニ『クォ・ヴァディス』を製作
1913 ロシア イゴール・F・ストラヴィンスキー《春の祭典》(1912-13)をパリで初演
1913 日本 北里柴三郎,日本結核予防協会を設立
1913 フランス マルセル・プルースト『失われた時を求めて』第1巻
1913 ロシア アレクセイ・クルチョーヌィフ《太陽の征服》公演
1913 バルカン ブルガリア,セルビアを攻撃,第2次バルカン戦争始まる
1913 アメリカ コンデ・ナスト社,『ヴァニティ・フェア』誌を創刊
1913 アメリカ セシル・B・デミル『スコウ・マン』を製作
1913 フランス オーギュスト・ペレ《シャンゼリゼ劇場》
1913 イタリア ルイージ・ルッソロ《都市の目覚め》を作曲
1913 デンマーク ニールス・ボーア,原子模型を発表
1913 フランス ギヨーム・アポリネール『アルコール』
1913 バルカン ブカレスト条約で第2次バルカン戦争終結
1913 フランス ジョルジュ・ブラック,《クラブのエースのコンポジション》(パリ,ポンピドゥー・センター蔵)を制作
1913 ロシア アレクサンドル・アレキサンドロヴィッチ・ボグダーノフ,『技師メンニ』を発表
1913 ドイツ エトムント・フッサール『純粋現象学と現象学的哲学のための諸構想(イデーン)』第1巻
1913 アメリカ ジョン・ブローダス・ワトソン『行動主義者からみた心理学』
1913 アメリカ フォード社,ライン組立て方式による自動車大量生産開始
1913 イギリス ヘンリー・グウィン・ジェフリス・モーズリー,モーズリーの法則を発見
1913 イタリア ジョルジオ・デ・キリコ,《赤い塔》(ヴェネツィア,ペギー・グッゲンハイム・コレクション蔵)を制作
1913 イギリス フレデリック・ソディー,同位体(アイソトープ)を提唱
1913 フランス ギヨーム・アポリネール,『キュビスムの画家たち』を出版
1913 アメリカ シオドア・ウィリアム・リチャーズ,鉛の同位体を測定
1913 アメリカ ウィリアム・デイヴィッド・クーリッジ,クーリッジ管を発明
1913 アメリカ アーヴィング・ラングミュア,窒素封入電球を発明
1913 ドイツ ヨハネス・シュタルク,シュタルク効果を発見
1913 フランス シャルル・ファブリー,オゾン層を発見
1913 イタリア ルイージ・ルッソロ,《車のダイナミズム》(パリ,ポンピドゥー・センター蔵)を制作
1913 アメリカ エルマー・ヴァーナー・マッカラム,ビタミンA・ビタミンBを発見
1913 ドイツ レオノール・ミハエリスとマウド・レノーラ・メンテン,ミハエリス=メンテンの式を発表
1913 イギリス アーチボールド・ヴィヴィアン・ヒルとオットー・マイアーホーフ,筋肉の収縮と解糖を発見
1913 日本 岡倉天心,死去
1913 日本 川端玉章,死去
1913 フランス マルセル・デュシャン,最初の「レディ・メイド」作品を制作
1913 日本・フランス 藤田嗣治,渡仏
1914 第1次世界大戦起こる
1914 オーストリア オスカー・ココシュカ,《風の花嫁》(バーゼル美術館蔵)を制作
1914 アメリカ ニューヨーク・タイムズ社,第1次世界大戦の状況を報道する『ミッドウィーク・ピクトリアル』誌を創刊
1914 アメリカ D・W・グリフィス『国民の創生』を製作
1914 ドイツ ブルーノ・タウト,ドイツ工作連盟展で《ガラスのパヴィリオン,ケルン》
1914 ロシア アレクサンドル・ニコラエヴィチ・スクリャビン《ピアノ・ソナタ第10番》(1913)
1914 イギリス ジェイムズ・ジョイス『ダブリン市民』
1914 フランス パリでオリエンタル・ブーム,日本のきものが注目される
1914 イギリス 国王陛下劇場で,パトリック・キャンベル夫人,ビアボーム・ハーバート・トリーら,ジョージ・バーナード・ショー作の《ピグマリオン》を発表
1914 ハンガリー ヴァルター・ハーゼングレファー,戯曲《息子》を発表
1914 エルマー・ルイス「公判」を発表
1914 日本・ドイツ 日本,ドイツに宣戦布告
1914 イタリア ジョルジオ・デ・キリコ,《ある日の謎》(ニュヨーク近代美術館蔵)を制作
1914 イタリア ピエロ・フォスコ(本名=ジョヴァンニ・パストローネ),『カビリア』を製作
1914 ドイツ ヴァルター・グロピウスとアドルフ・メイヤー,ドイツ工作連盟展」で《モデル工場と管理事務所,ケルン》
1914 ドイツ陸軍とドイツ海軍,飛行船による爆撃を開始
1914 日本 南方熊楠『十二支考』を連載開始
1914 フランス ロシア・バレエ団,ミハエル・フォーキン振付の《シェーラザード》公演
1914 パナマ パナマ運河完成
1914 イギリス ウィンダム・ルイスとエズラ・パウンド,『ブラスト』誌を創刊
1914 ドイツ ドイツのUボート活躍開始
1914 イタリア ジャコモ・バッラ《印刷機械(マキーナ・ティポグラフィカ)》公演
1914 アメリカ アメリカでリョコウバト絶滅
1914 ロシア ウラジーミル・タトリン,《絵画的レリーフ》シリーズを制作
1914 イタリア アントニオ・サンテリア,『ラチェルバ』紙に「未来派建築宣言」を発表
1914 イギリス ウィリアム・ヘンリー・ブラッグとウィリアム・ローレンス・ブラッグ,X線の波長の計算式を完成させる
1914 アメリカ マーガレット・サンガー,産児制限を提唱
1914 イギリス ジェームズ・チャドウィック,ベータ粒子のエネルギーを測定
1914 イギリス アーネスト・ラザフォード,陽子を発見
1914 アメリカ セス・バーンズ・ニコルソン,木星第9衛星を発見
1914 フランス マルヌの戦いでフランス陸軍がパリ市内から徴兵したタクシーによる兵員の緊急展開に成功
1914 イギリス ヘンリー・ハレット・デール,アセチルコリンを発見
1914 ドイツ・アメリカ ベノー・グーテンベルク,グーテンベルク不連続面を発見
1914 日本 下村観山,第1回再興院展に《白狐図屏風》(東京国立近代美術館蔵)を出品
1914 日本 富岡鉄斎,《阿倍仲麻呂明州望月・円通大師呉門隠棲図屏風》(兵庫,辰馬考古資料館蔵)を制作
1914 日本 横山大観,下村観山ほか,日本美術院を再興
1914 フランス 著作権擁護のため,フランス・オートクチュール協会発足
1915 ドイツ 第1次世界大戦のイープル戦線でドイツ軍,毒ガスを使用
1915 ロシア アレクサンドル・ロトチェンコ,コンパスと定規を用いて描いた抽象的なドローイングのシリーズを制作
1915 スペイン マヌエル・ド・ファリャ《恋は魔術師》(1914-15)を初演
1915 日本 杉本京太ら,邦文タイプライターを発明
1915 ロシア ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・マヤコフスキー『ズボンをはいた雲』
1915 日本・アメリカ 日本・ハワイ間で無線電信通信試験に成功
1915 イタリア イタリア,第1次世界大戦に参戦
1915 イタリア ジャコモ・バッラ,フォルトゥナート・デペーロほか,「未来派による宇宙の再構築宣言」を発表
1915 イギリス ウィリアム・リチャード・レサビーら,デザイン産業協会(DIA)設立
1915 日本・中国 日本が対華21カ条を要求
1915 イタリア フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティ,ルイージ・ルッソロ,ウンベルト・ボッチョーニほか,従軍
1915 ドイツ ユーゴ・ユンカース(ユンケルス),全金属製飛行機ユンカースJ1を製作
1915 ロシア・アメリカ ロマーン・ヤーコブソン,モスクワ言語学サークルを結成
1915 中国 陳独秀ら,『青年雑誌』(のちに『新青年』)創刊
1915 フランス・アメリカ マルセル・デュシャン,《彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁,さえも》(別称《大ガラス》,フィラデルフィア美術館蔵)の制作を開始
1915 ドイツ グスタフ・マイリンク『ゴーレム』
1915 台湾 台湾台南タパニーで抗日蜂起起こる
1915 アメリカ ジョゼフ・ゴールドバーガー,ペラグラ病の原因究明実験を実施
1915 旧チェコスロヴァキア フランツ・カフカ『変身』
1915 アメリカ エドワード・カルヴィン・ケンドルー,チロキシンの単離成功
1915 イギリス フレデリック・ウィリアム・トウォート,バクテリオファージを発見
1915 アメリカ ウォルター・シドニー・アダムズ,白色矮星を発見
1915 ドイツ アルノルト・ヨハネス・ヴィルヘルム・ゾンマーフェルト,電子の楕円軌道を発見
1915 アメリカ ウィリアム・ドレイパー・ハーキンズ,水素−ヘリウム変換に成功
1915 日本 北里研究所設立
1915 日本 岸田劉生,《切り通しの写生》(東京国立近代美術館蔵)を制作
1915 日本 小林古径,院展に《阿弥陀堂》(東京国立博物館蔵)を出品
1915 ロシア カジミール・マレーヴィチ,最初の無対象絵画を描く
1915 カジミール・マレーヴィチ,「シュプレマティズム」提唱
1915 ロシア アレクサンドル・ロトチェンコ《モビール・コンストラクション》
1916 日本 吉野作造,民本主義を提唱
1916 スイス フーゴー・バル,キャバレー・ボルテールを開設,ジャン(ハンス)・アルプ,トリスタン・ツァラほかが集い,チューリッヒ・ダダ生まれる
1916 ドイツ ジョン・ハートフィールドやゲオルゲ・グロッスら,「フォト・モンタージュ」を制作し始める
1916 アメリカ D・W・グリフィス『イントレランス』を製作
1916 イギリス グスターブ・T・ホルスト《惑星》(1914-16)を作曲
1916 イギリス 第1次世界大戦のソンムの戦いでイギリス軍が初めて戦車の使用を開始
1916 スイス フェルディナン・ド・ソシュール『一般言語学講義』
1916 フランス この頃パリでウォー・クリノリン流行
1916 アレクサンドル・エクステル《ファミラ・キファレート》公演
1916 ドイツ カール・リープクネヒトやローザ・ルクセンブルクら,スパルタクス団を結成
1916 アメリカ マン・レイ,《自分の影とともに踊る綱渡りの踊り子》(ニューヨーク近代美術館蔵)を制作
1916 フランス トリスタン・ツァラ『アンチピリン氏の天空冒険』
1916 オーストリア ジークムント・フロイト『精神分析入門』
1916 日本 石井漠《日記の一頁》公演
1916 イギリス・フランス・ロシア 英・仏・露間でサイクス=ピコ協定締結
1916 ドイツ カール・シュバルツシルト,ブラックホールを発見
1916 フランス ギヨーム・アポリネール『虐殺された詩人』
1916 アメリカ アメリカの内務省に国立公園局が設置される
1916 日本 吉野作造『憲政の本義を説いて其有終の美を済すの途を論ず』
1916 日本 結城素明,鏑木清方,松岡映丘ほか,金鈴社を結成
1917 ドイツ ドイツ,無制限潜水艦作戦を決定
1917 オランダ テオ・ファン・ドゥースブルフ,ピート・モンドリアンほか,『デ・ステイル』誌を創刊
1917 アメリカ アルヴィン・ラングドン・コバーン,「ヴートグラフ」を発表
1917 ロシア セルゲイ・S・プロコフィエフ《ヴァイオリン協奏曲》(1916-17)を作曲
1917 ドイツ・アメリカ アルバート・アインシュタイン,『一般相対性理論に基づく宇宙論的考察』を発表
1917 フランス ポール・ヴァレリー『若きパルク』
1917 アメリカ・ドイツ アメリカ,ドイツに宣戦布告
1917 アメリカ マルセル・デュシャン,ニューヨークのアンデパンダン展に《泉》を出品しようとするが拒否される
1917 フランス シャトレ劇場でエリック・サティ《パラード》を初演
1917 中国 胡適,陳独秀,文学革命運動を展開
1917 中国・ドイツ・オーストリア 中国がドイツ,オーストリアに宣戦布告
1917 アメリカ アメリカでディキシーランド・ジャズ流行
1917 フランス・ドイツ イギリスに続き,フランス軍,ドイツ軍に戦車登場
1917 ロシア ロシア11月革命(ロシア暦10月革命)起こる
1917 スペイン フランシス・ピカビア,『391』誌を創刊
1917 アメリカ エドウィン・ハワード・アームストロング,スーパーヘテロダイン回路を開発
1917 イギリス イギリス,バルフォア宣言発表
1917 日本・アメリカ 日・米間で石井=ランシング協定が締結される
1917 日本 村山槐多,日本美術院試作展に《湖水と女》(個人蔵)を出品
1917 フランス オーギュスト・ロダン,死去
1918 アメリカ アメリカ大統領ウィルソン,14カ条(14カ条の平和原則)発表
1918 ソ連 カジミール・マレーヴィチ,《白の上の白い正方形》(ニューヨーク近代美術館蔵)を制作
1918 スイス クリスティアン・シャド,「シャドグラフ」を制作
1918 フランス ル・コルビュジエ(本名=ジャンヌレ,シャルル・エドゥアール)とアメデ・オザンファン「ピュリスト(純粋派)」と称し,『キュビズム以降』を発表
1918 ハンガリー ベーラ・バルトーク《青ひげ公の城》(1911)をブタペストで初演
1918 ドイツ マックス・カール・エルンスト・ルートヴィヒ・プランク,「プランクの輻写公式」などの功績によってノーベル物理学賞を受賞
1918 フランス ギヨーム・アポリネール『カリグラム』
1918 ポール・ポワレ,ハンカチーフ・ポイントを創案
1918 ロシア ウラジミール・ウラジーミロヴィチ・マヤコフスキー《女とトランプ》公演
1918 ドイツ・ソ連 独・ソ間でブレスト=リトフスク講和条約調印
1918 ドイツ ラウール・ハウスマン,ヨハネス・バーダー,リヒャルト・ヒュルゼンベックほか,ベルリン・ダダを開始
1918 チェコスロヴァキア この頃よりフランチェク・ドゥルティコル,《ヌード・シリーズ》を始める
1918 オランダ ゲリット・トーマス・リートフェルト《赤と青の椅子》
1918 日本 松下幸之助,アタッチメントプラグと二灯用差し込みプラグを製造
1918 ドイツ オスヴァルト・シュペングラー『西洋の没落』第1巻
1918 日本 日本,シベリア出兵を開始
1918 ソ連 マルク・シャガール,《ワイングラスを持つ二重肖像》(パリ,ポンピドゥー・センター蔵)を完成
1918 ソ連 ウラジーミル・タトリン,「イゾ(教育委員会造形芸術部会)」モスクワ支部責任者に任命される
1918 イギリス ジェイムズ・ジョイス,『ユリシーズ』連載開始
1918 ドイツ ドイツのヴィルヘルム2世,退位
1918 フランス アメデ・オザンファンとル・コルビュジエ(本名=ジャンヌレ,シャルル・エドゥアール),『キュビスム以降』を出版
1918 ドイツ・アメリカ ヘルマン・ワイル『空間・時間・物質』を発表
1918 ドイツ ドイツ共和国成立
1918 第1次世界大戦終結
1918 ドイツ この頃よりクルト・シュヴィッタース,《メルツ絵画》を開始
1918 イタリア マリオ・ブロリオ,『造形的価値』誌を創刊,ジョルジオ・デ・キリコ,カルロ・カッラほかが寄稿
1918 オーストリア オーストリア=ハンガリー帝国解体
1918 ドイツ マックス・ペヒシュタインほか,「11月グループ」を結成
1918 ソ連 コンスタンチン・エドゥアルドヴィッチ・ツィオルコフスキー「月の彼方へ」を発表
1918 連合国が対ソ干渉を開始
1918 スイス トリスタン・ツァラ,「ダダ宣言1918」を発表
1918 ソ連 ソ連,戦時共産主義を強行
1918 ソ連 エル・リシツキー,最初の《プロウン》を制作
1918 フランス ギヨーム・アポリネール,死去
1918 オーストリア グスタフ・クリムト,死去
1918 オーストリア エーゴン・シーレ,死去
1918 日本・フランス 長谷川潔,渡仏
1918 日本 山本鼎,戸張孤雁,恩地孝四郎ほか,日本創作版画協会を結成
1919 フランス パリ講和会議始まる
1919 アメリカ E・Q・アダムスとH・L・ハーラ,赤外線に対する最初の実用的な増感色素「クリプトシアニン」を発明
1919 アメリカ D・W・グリフィスとチャーリー・チャップリンら,「ユナイテッド・アーティスツ」を設立
1919 マヌエル・ド・ファリャ《三角帽子》(1918-19)をロンドンで初演
1919 イギリス アーネスト・ラザフォード,α粒子による原子核破壊の実験,原子核中の陽子の存在を証明
1919 イギリス ウィリアム・サマセット・モーム『月と六ペンス』
1919 フランス ジャン・パトゥ,エドワール・モリヌー2世,ブティック開店
1919 アメリカ アーウィン・ショー《ハートブレイクハウス》を発表
1919 アメリカ アメリカ,ノーフォークでダイヤル式電話が導入される
1919 ドイツ ドイツ労働者党(ナチス)結成
1919 ドイツ ヴァイマールにバウハウス設立
1919 ドイツ ロベルト・ヴィーネ『カリガリ博士』を監督
1919 カウファー《群鳥の飛翔》を制作
1919 ドイツ ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ《ガラスのスカイ・スクレーパー・プロジェクトI――フリードリヒ街のオフィス・ビル案》
1919 オーストリア ヨーゼフ・マティーアス・ハウアー,「十二音技法」を体系化
1919 イギリス 皆既日食の際,予言どおり太陽付近をとおる光線に屈曲が観測され,一般相対性理論確証
1919 ドイツ ヘルマン・ヘッセ『デミアン』
1919 朝鮮 朝鮮で3・1運動起こる
1919 フランス パリ・ダダ開始
1919 イギリス エクルズとジョーダン,フリップフロップ回路(2進計数回路)を発明
1919 ソ連 モスクワで第3インターナショナル(コミンテルン)発足
1919 イギリス ジョン・ウィリアム・オルコックとアーサー・ウィッテン・ブラウンとが初の大西洋無着陸横断飛行に成功
1919 イタリア ベニト・ムッソリーニ,ファシスト党を結成
1919 ドイツ この頃よりクルト・シュヴィッタース,《メルツ建築》を開始
1919 インド インドでローラット法発布
1919 ロシア モスクワで「第10回国営展――非対象創造とシュプレマティズム」開催
1919 インド マハトマ(モハンダス・カラムシャンド)・ガンディー指導で第1次非暴力不服従運動始まる
1919 中国 中国で5・4運動起こる
1919 フランス ヴェルサイユ条約調印
1919 フランス クロード・モネ,デュラン=リュエル画廊で個展「睡蓮,水の風景」を開催
1919 ドイツ ヴァイマール憲法が制定され,ヴァイマール共和国発足
1919 アフガニスタン アフガニスタン独立
1919 日本 小出楢重,二科展に《Nの家族》(岡山,大原美術館蔵)を出品
1919 日本 須田国太郎,渡欧
1919 日本 村上華岳,国画創作協会展に《日高河清姫図》(東京国立近代美術館蔵)を出品
1919 日本 帝国美術院が組織され,初代院長に森鴎外が任命される
1919 ドイツ ヴァルター・グロピウス,「バウハウス」設立
1920 国際連盟発足
1920 スイス ルドルフ・シュタイナー《ゲーテ館(ゲーテアヌム),ドルナハ》
1920 ロシア ウラジーミル・タトリン,《第3インターナショナル記念塔》(模型)
1920 フランス ポール・ヴァレリー『海辺の墓地』
1920 この頃よりボーイッシュ・スタイル登場
1920 アメリカ プロヴィンスタウン劇団,ユージン・グラッドストン・オニール作の《地平線の彼方》を発表
1920 アメリカ ピッツバーグにKDKAラジオ放送局設立,世界初の商業ラジオ局
1920 ドイツ ドイツ労働者党,国家社会主義労働者党と改称
1920 オランダ・フランス ピエト・モンドリアン,パリで『新造形主義』を出版
1920 オーストリア ラウール・ハウスマン,《タトリン・アト・ホーム》を制作
1920 ロシア 国立高等芸術技術工房「VKHUTEMAS(ヴフテマス)」設立
1920 フランス シドニー=ガブリエル・コレット『シェリ』
1920 フランス ココ(ガブリエル・ボヌール)・シャネル,ブティック開店
1920 アメリカ アメリカ議会で婦人参政権可決
1920 ドイツ マルト・スタム《パイプを曲げた椅子》
1920 旧チェコスロヴァキア カレル・チャペック『R.U.R.』
1920 アメリカ アメリカで憲法の禁酒規定が発効し,禁酒時代始まる
1920 フランス アメデーオ・モディリアーニ,死去
1920 フランス ジャン・コクトー『ポエジー』
1920 ソ連 ナウム・ガボ,《スタンディング・ウェイヴ》を制作
1920 フランス マックス・エルンスト,《パンチング・ボール,またはボナロッティの不死》(シカゴ,個人蔵)を制作
1920 ソ連 ウラジーミル・タトリン,《第3インターナショナル記念塔》の模型を発表
1920 アメリカ キャサリン・ドライヤー,マルセル・デュシャンほか,「ソシエテ・アノニム」を設立
1920 日本 普門暁ほか,未来派美術協会を結成
1920 ドイツ ベルリンのブルヒャルト画廊で第1回「国際ダダ見本市」開催
1920 フランス 『エスプリ・ヌーヴォー』誌創刊
1920 フランス アンドレ・ブルトンとフィリップ・スーポー『磁場』