過去の展覧会

2011年度

4月6日（水）〜5月22日（日）
多摩美術大学美術館コレクション展
シルクロードと東洋の造形／
20世紀フランス絵画の3世代　-ルオー、ピカソ、ビュフェ-

当館のコレクションから、西アジア、中国、朝鮮の古美術を展示します。一昨年に出陳した古代地中海美術と対をなす展示により、ユーラシア大陸を横断したシルクロードの中核をなす地域の美術を俯瞰できます。また、同じく当館コレクションよりジョルジュ・ルオーの版画、ピカソの陶器とポスター、ベルナール・ビュフェの版画を展示。当館にて、東洋古代と西洋近代が競演します。

6月4日（土）〜7月3日（日）
日本現代ファイバーアート展　-共鳴する繊維-

染織や繊維を用いた現代アートについて、第一線で活躍する日本人アーティストの選抜企画展。52名が参加し、そのうち30名の作品は、2011年10月にニューヨークのジャパンソサエティー・ギャラリーにて巡回展示されます。

7月16日（土）〜9月19日（月）
SOUL＠AFRICA　リンクするアフリカルチャー

人類の故郷といわれるアフリカの伝統的な民族文化で息づいてきた彫刻・工芸などの歴史的美術から世界的に注目される現代のアフリカ美術までを展示。その社会的背景も包括し、総合的な視点から多重的でエネルギッシュなアフリカ文化に迫る美術展です。

10月1日（土）〜10月16日（日）
LIGHT SCAPE　YUKIO SHIMIZU　清水行雄写真展

グラフィックデザイン学科教授である写真家、清水行雄教授の退職記念展。欧州で撮影された新作と代表的な静物写真、プロダクト写真作品を展示します。

10月29日（土）〜12月4日（日）
表現する葦　吉田哲也・若林砂絵子
Reeds Express :
　Tetsuya Yoshida/Saeko Wakabayashi

ミニマルにして圧倒的な存在感を有する彫刻、インスタレーションの吉田哲也と、空間内に「増殖」と「蓄積」によって確定されるテリトリーを立体作品や版画で追求した若林砂絵子。美術表現の極限、芸術と非芸術なものとの境界と深淵に挑み続け、早逝が惜しまれる二人についての特異な現代美術の位相を探る作品展です。

12月17日（土）〜2012年1月29日（日）
エリック・ギルのタイポグラフィ　―文字の芸術
THE TYPOGRAPHY OF ERIC GILL :
　Legendary Letterforms

欧州モダンタイポグラフィの黎明期に重要な役割を果たしたエリック・ギルについて、書体家であり彫刻家としても活躍した足跡をたどると共に、文字デザインに対する美学に触れる研究成果展です。

2月4日（土）〜2月26日（日）
多摩美術大学美術館コレクション展
浜田コレクションの版画

日本の現代版画作品の300点を超える作品が蒐集された浜田コレクション。多摩美術大学への寄贈を記念し、その中から選抜した作品を展示します。

3月8日（木）〜3月23日（金）
多摩美術大学博士課程展 2012

平成23年度、博士課程修了者による展覧会です。