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海外での活躍を目指す学生のための英語プレゼン研修を八王子キャンパスで実施


多摩美術大学では、日本のみならず世界で広く活躍するクリエイターの輩出を目指し、外国語授業の充実や学生の語学力向上に向けた様々な取り組みを行っています。その一環として、8月6日(火)~8日(木)の3日間、国際交流センター主催で、英語によるプレゼンテーションスキルの向上を目指した特別研修を八王子キャンパスにて開催しました。

受講学生がプレゼンテーションを行う様子

本研修は、主に留学を目指す学生や英語のスキルアップを希望する学生に向けて、夏休みを使って集中的に英語を学べるよう企画されたものです。研修は、参加者の申込み時点の英語力に応じてレベル分けされた少人数制のクラスがふたつ設けられ、ネイティブスピーカーの外部講師らによりすべて英語で実施。参加者は、海外での活動に必要な自分の作品を英語でプレゼンテーションする方法や、寄せられた質問への対応の仕方について、講義や実際に発表することを通して学びました。

参加者は、研修初日はやや緊張気味にプレゼンテーションしていたものの、日を追うごとに流暢な英語で、身振り手振りを適切に用いながら、自分の作品の意図や思いがよく伝わるプレゼンテーションが行えるようになったほか、寄せられた質問に対してもスムーズな受け答えができるようになりました。また、研修を通じて他の参加者の専攻について理解を深めたり、海外での活動を希望する参加者同士で連絡先を交換するなど、今後の学生生活を送るうえでも有意義な時間を過ごしました。

6月には留学用ポートフォリオ講座を開催-

今回のプレゼン研修に先駆け、6月20日(木)には、国際交流センターによる2024年度研修の第一弾として、留学用ポートフォリオ講座が八王子キャンパスにて開催されました。実際に海外の大学院に留学していた卒業生を講師に招き、留学用と就職活動用のポートフォリオの違いや、具体的な英語版のポートフォリオの構成例などを説明いただきました。身近な先輩によるリアルな体験談を通し、参加した学生はポートフォリオ改善に関する多くの気づきを得ました。

講師が実際に作成した英語のポートフォリオを参照しながらわかりやすく紹介