多摩美術大学90周年記念誌|多摩美術大学
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–─ 1975[昭和50] 1976[昭和51] 1978[昭和53] 1979[昭和54] 1980[昭和55] 1981[昭和56] 1982[昭和57] 1983[昭和58] 1984[昭和59] 1985[昭和60] 1986[昭和61] 1987[昭和62]活気あふれる八王子キャンパス,そして創立50周年へ1号館(現絵画東棟,1981年竣工)内藤 頼博後藤 狷士56 . 57• 理事長・学長代行に内藤頼博が就任• スクールバス運行開始(大学─八王子駅,大学─橋本駅)• 多摩芸術学園,3年制専修学校として認可される(溝ノ口校地)• 第1回東京五美術大学連合卒業制作展開催(東京都美術館) 女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部・ 武蔵野美術大学・本学の5大学による合同展• 第4代学長(理事長兼任)に内藤頼博が就任• 東京大学との共同研究, マルセル・デュシャン《大ガラス東京ヴァージョン》完成• 美術学部芸術学科を開講 1969年に認可されたが, 学園紛争や構想の見直しもあって延期となっていた• デザイン科立体デザイン専攻にクラフトデザイン専修 (ガラス・金属)を増設• 八王子キャンパスに1号館(現絵画東棟)が竣工• アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン(米国)との交流が始まる• 美術参考資料館が博物館相当施設の指定を受ける• 学芸員資格認定指定校となる• シラパコーン大学(タイ)との国際交流協定を締結• 『多摩美術大学研究紀要』創刊• 芸術学科プロジェクト第1回「TAMA VIVANT ─戯れなる表面」展開催(以降2021年まで継続)• 長野県更埴市(現千曲市)とモニュメント制作協定が締結され, 産学官共同研究の始まりとなる• あづみ野ガラス工房開設 長野県南安曇野郡豊科町(現安曇野市)と 本学クラフトデザイン研究会の協同による• 創立50周年記念事業 『多摩美術大学50年史』刊行, 翌年「もの派とポストもの派の展開」展他• 第5代学長に後藤狷士が就任オイルショック以降,東京都の多摩ニュータウン事業の停滞により,八王子校地の拡大が叶わず,プレハブ校舎での授業は約20年間の長期にわたった.しかしながら,学園紛争前に計画していた芸術学科の開講,クラフトデザイン専修の設置と教育環境は充実していく.

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