多摩美術大学90周年記念誌|多摩美術大学
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–─ 1989[昭和64/平成元] 1990[平成2] 1991[平成3] 1992[平成4] 1994[平成6] 1995[平成7] 1997[平成9]21世紀に向けた教育改革の着手UIデザイン:五十嵐威暢藤谷 宣人64 . 65• 美術学部二部(夜間)を上野毛キャンパスに設置 絵画学科・デザイン学科・芸術学科(–2002年3月)• 上野毛キャンパスに3号館が竣工• 大学説明会(のち進学相談会)が始まる• 理事長に藤谷宣人が就任• 3月,多摩芸術学園閉校 1954年の開学以来38年間に卒業生3,276名を送り出した• 絵画科に版画専攻を独立開設• 多摩美術大学広報誌を創刊(第2号から『たまびNEWS』)• 教育充実検討委員会を設置 1991年の大学設置基準等の改正(大綱化)を受け, 教育改革に着手• 八王子キャンパスの大規模校地取得が始まる (以降1997・2002年にも購入)• 『Faculty』(ファカルティ)の刊行が始まる 全専任教員の業績とプロフィールを紹介• 大学院を昼夜開講制とする(–2017年3月)• 授業計画書『Syllabus』(シラバス)の刊行が始まる• 八王子キャンパス整備計画「マスタープラン大綱」決定• 創立60周年を迎える 「広告デザインの誕生から現代まで」展(日本橋三越本店), 「第1回東京国際ミニプリント・トリエンナーレ」, 翌年「1953年ライトアップ」展(目黒区美術館)他• UI(University Identity)導入 ユニバーシティ・コンセプト「自由と意力」とともに シンボルマーク・ロゴタイプ・スクールカラーを制定• 多摩美術大学校友会創立• 八王子キャンパスに絵画北棟・学生クラブ棟が竣工時代は平成元年.美術系大学で唯一の夜間学部を上野毛に設置し,コンピュータ教育の導入とともに,社会人への門戸を開く.90年代に入り,新たな時代の美術大学の理想像を求めて全学的な整備に着手.ユニバーシティ・コンセプトとシンボルマークの制定は,これから始まる大学改革の幕開けとなった.

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