マイナスなうたは鳥が嫌う

守屋 絵麻

担当教員によるコメント

作者の思考の淵を静かに歩く、作為を超えた画域の深まりは、まさに彼女の思考が紡ぎ出した心の結晶。遠くから見守っている慈愛のぬくもりのような視線を感じる作品である。実際に目にしたものであろうと、心象や心理の領域であろうと、過去現在未来を問わず、やはり潜在的に彼女のイメージなのであろう。その思考の泉は、色褪せることなく彼女の生き方を支えてくれると信じている。

講師・千々岩 修

  • 作品名
    マイナスなうたは鳥が嫌う
  • 作家名
    守屋 絵麻
  • 作品情報
    技法・素材:杉板、雲肌麻紙、白土、カラメル色素、岩絵具
    寸法:H2200×W2800mm
  • 学科・専攻・コース