re.light, -光で示す私のシビックプライド-

佐々木 楓子

作者によるコメント

1人ひとりの連鎖が目に見えて表現できる「光」でまちのシビックプライドについて考え、その思いや光が「個」から「公」へ、「公」から「個」へなるような提案を目指しました。

担当教員によるコメント

デザインの目的は街・人との関わりを光でつなぐこと。このコンセプトは初期段階で早々に絞られていた。人を包み、人に知らせ、人と人を和ませ、つないでいく、スケッチのページは日めくりの様に軽快でイメージは膨らみを増す中で最も大切にしたい現場での実験実施にたどり着かない。突破口は光を繰り返し使えることをキーワードに砂時計のフォルム、携帯性、折りたたみ可能な空気構造、そして自然エネルギーを利用したLED。次々と具現化への糸口がつながり明快な解を引き出していく。完成したプレゼンテーションは見るものを感動させる雄弁な光のボキャブラリーを発していた。都内の表参道、六本木、高島平などの街で試みた実験の光景は作品の完成度を一層高めたことも加えて評価したい。

非常勤講師・内原 智史

  • 作品名
    re.light, -光で示す私のシビックプライド-
  • 作家名
    佐々木 楓子
  • 作品情報
    町づくりの提案
    技法・素材: PVC、アクリル、ソーラーLED、電池、エアー
    サイズ:H315×W150×D130,H315×W130×D150mm
  • 学科・専攻・コース