万才湯

山上 捺希

作者によるコメント

まちの銭湯に飲食店舗とワークスペースを付加させることで、人の気持ちをリフレッシュさせるライフスタイルを提案する。

担当教員によるコメント

自分目線を大事にした、地に足のついた提案で、素直に共感できる作品である。地道な取材を重ね、オフィス街の中に閉店した銭湯をみつけ、そこから、現代社会のなかで、失われてきたものや、継承していくべきものを見出そうとした努力に、エールをおくりたい。今、働き方が問われている。生き方と読み替えてもいい。人生をどう生きるのか、コミュニティのあり方はどうあるべきなのか、自分の足元に起こっている課題から目をそらさずに取り組む姿勢が問われているのだ。湯屋という設定がいい。焼き鳥屋とカフェ、コワーキングスペースを組み合わせた、なんとも粋な場所である。わたしは、必ず、ここの常連になると思う。

准教授・湯澤 幸子