恐竜図鑑ディノウ
川端 美嶺
作者によるコメント
博物館に来た子供達が恐竜の骨以外の要素も興味を持って学んで欲しいという気持ちから生まれた体験型作品。化石の入ったカプセルを発掘しハンマーで割って、発掘の疑似体験をまず行います。そのカプセルの中には化石のレプリカが入っており、その正体を予想しながら手に持ってキネクト前に行き答え合わせ。体を動かしながら自分で見つけた化石の本当の姿・生きていた頃の恐竜についてデジタル図鑑で学ぶ・知る事ができます。アナログとデジタルの融合体、それが新たな図鑑、恐竜図鑑ディノウです。
担当教員によるコメント
本作品は、発掘体験ができる身体を動かして楽しめる恐竜図鑑である。本作品の最大の特色は、恐竜をもっと知ってもらうための化石から知識を得るまでのワークショップであることである。来館者はまず恐竜の化石を発掘する体験からスタートする。そして発掘した化石を手にもって恐竜の映像を見る。さらに身体動作を用いて映像の内容について楽しく学ぶ。川端さんは、発掘のための砂場3種類、化石も検討を重ね制作した。また映像はKinectで、ユーザの動作をセンシングし、アニメーションが表示されるようにした。実際に博物館でワークショップを開催したところ、ユーザから大変好評で、川端さんの情熱が伝わってくるワークショップとなった。
教授・楠 房子
- 作品名恐竜図鑑ディノウ
- 作家名川端 美嶺
- 作品情報デジタルコンテンツ、立体作品、イラスト、インスタレーション
サイズ:H4500×W3000×D1000mm - 学科・専攻・コース
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