月の海
洞山 舞
担当教員によるコメント
45億6千万年前に太陽系は誕生した。その後、1億年の間に地球も月も生まれた。今から44億年前には、地球上には水が存在したと言われている。こんな膨大な人間のものではない時間の末の、一瞬のような時間に生かされている人間。止まることなく更新されて行く時間とともに、光自体も更新され続け、月が海に映す光も止まる事なく動き続ける。洞山さんは「無限と一瞬の混沌に、過去と未来・現と幻の境界線を表現してみた」と言う。自分なりの鉄の扱いを模索しながら。
教授・多和 圭三
- 作品名月の海
- 作家名洞山 舞
- 作品情報技法・素材:鉄
サイズ:H145×W190×D180cm - 学科・専攻・コース
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