大賀 菜美
◯△▢〜立礼卓とその空間の設計〜
建築設計・家具 計画地:小田原市根府川 サイズ:H630×W1600×D700mm、H450×W400×D350mm、H450×W300×D300mm
茶道の立礼卓を1/1で製作し、またそれにふさわしい茶室の設計を行いました。
担当教員によるコメント
敷地を根府川駅近くの海が臨める眺望の良い所に設定し、そこに現代人や外国人にも受け入れられやすい立礼式の茶室とその専用露地をデザインするものであった。その茶室も根府川石小端積みの湾曲した壁を中央に配置し、サービス空間と茶室としての空間を分離するものであった。茶室の素材は鉄骨、ガラスブロック、木材等を用い現代的感覚でデザインされたものである。茶室そのものも鞘堂形式を用いた二重構造になった魅力的な茶室である。その茶室は、外部空間との関係性を重んじたデザインであり、立礼茶室へ席入りしたお客は目の前に広がる広々とした水面が、遠くの海と繫がり一気に開放的な空間を味わうことが出来る内容である。また、立礼棚は、無垢板を用い自ら現物をデザイン制作したもので、存在感の高い作品であり、全体としても力作である。
教授・枡野 俊明
担当教員によるコメント
敷地を根府川駅近くの海が臨める眺望の良い所に設定し、そこに現代人や外国人にも受け入れられやすい立礼式の茶室とその専用露地をデザインするものであった。その茶室も根府川石小端積みの湾曲した壁を中央に配置し、サービス空間と茶室としての空間を分離するものであった。茶室の素材は鉄骨、ガラスブロック、木材等を用い現代的感覚でデザインされたものである。茶室そのものも鞘堂形式を用いた二重構造になった魅力的な茶室である。その茶室は、外部空間との関係性を重んじたデザインであり、立礼茶室へ席入りしたお客は目の前に広がる広々とした水面が、遠くの海と繫がり一気に開放的な空間を味わうことが出来る内容である。また、立礼棚は、無垢板を用い自ら現物をデザイン制作したもので、存在感の高い作品であり、全体としても力作である。
教授・枡野 俊明