有田村プロジェクト

小松 勁太

作者によるコメント

和歌山、串本町、有田に人が人らしく生きるための町を計画した。

担当教員によるコメント

日本の海岸線には海と山双方の恵みを得ることができる素晴らしい「際ーきわ」が存在している。しかし、ソウユウ場所には、津波の恐ろしさが共存している。小松は、そのような素晴らしい場所に津波と共存できる街を提案する。急峻な土地に張り付くようにシステム化された建築群、高い場所を無理なく移動できる交通システム、ここでは建築と道路や緑地が同時に発生し、人工物と地形が渾然一体となった新しいランドスケープが生み出された。

教授・吉村 純一