卒業制作優秀作品集2018
情報デザイン学科
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- 神取 万由子
フィギュア・ステップNAVI
映像(35:20)、インフォグラフィックス
技法・素材:Illustrator、After Effects、CLIP STUDIO PAINT
サイズ:インフォグラフィックス=H900×W1500mm/ムービー=H1080×W1920pixel
フィギュアスケートと言われると、まずトリプルアクセルや 4 回転ジャンプをイメージする人が多いと思います。ジャンプは解説画像や動画がたくさんあるため、ある程度知ることができます。しかしステップについては、解説コンテンツが見当たらなかったのです。調べまわってやっと概要を理解できましたが、かなりの労力と時間がかかってしまいました。同じように、どこを探せばいいのか分からない人のためのステップシークエンスについて解説するコンテンツを制作しました。
情報収集場所:
高田馬場 CITIZEN PLAZA アイススケートリンク
参考文献:
・『フィギュアスケート入門』著者:佐藤信夫(講談社)
・テレビ朝日系「報道ステーション レベル4ステップを荒川静香が実演で解説」
・J SPORTS「小塚崇彦のフィギュアスケート・ラボ 第一回 エレメンツ編」放送日:2012年11月25日
・公式財団法人日本スケート連盟公式ホームページ フィギュアスケート
・「テクニカルパネル ハンドブック 2016/2017版」2016年7月24日版(日本語訳 2016年8月10日 第1版)
担当教員によるコメント
本作品は、フィギュアスケートのステップシークエンスについて、ボードと動画と冊子で詳細を説明したものである。ステップシークエンスとは、定義付けされている図形を描きながらステップを踏み続けていくパターンであり、フィギュアスケートの採点要素の一つである。ボードには、軸足や、俯瞰図がイラストで丁寧に描かれた構成となっている。動画は、技の箇所を体の軸とシルエット表現で色分けし大変わかりやすい。スケートノートは、本人が、スケート教室に通って体験したことを丁寧に記してあり、本作品をどのようにして制作したかがわかるようになっている。全体のボリュームが多く、本人のステップシークエンスについての思いが伝わってくる作品である。
教授・楠 房子