収納の助っ人「カラバコ」
浅井 真優
作者によるコメント
収納の助っ人「カラバコ」は、細かいもの、すぐ使うものの収納を目的とした作品です。細かいものを無くしてしまったり、すぐ使うからと適当に置いてしまって無くすような事態を防ごうという考えのもと制作しました。無くすのを防ぐという目的があるため、ただの便利な収納ではなく、すぐに目につくような目立つ色を使用したり、「助ける」意味で十字の展開図をロゴマークにしたりと、メッセージ性も重視しています。様々な用途を想定し、仕切りのパーツも豊富に用意しました。日常の中のささやかな悩みを解消します。
担当教員によるコメント
生活の中で見つける日常のちょっとした“不の課題”を解決することは、デザインのひとつの大きなチカラでもあり役割です。毎日、ほんの少しだけでも、良くすることを増やすことができれば、幸せな生活が生まれるかもしれません。この作品は、小さな大切なモノをなくさないよう楽しく整理できる小箱ファニチャーです。システマチックでアソートできるシステム、ビビットでカラフルなデザインの小さな家具は、生活空間を楽しくさせるアクセントにもなるでしょう。日常の不幸を解決する、小さなイノベーションの提案といえるでしょう。
非常勤講師・加藤 芳夫
- 作品名収納の助っ人「カラバコ」
- 作家名浅井 真優
- 作品情報パッケージデザイン
技法・素材:ボール紙、スーパーファイン紙、Illustrator
サイズ:H728mm×W1030mm(3点)、箱=H170×W120×D40mm(4点)、他 - 学科・専攻・コース
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