Romance

高井 まどか

担当教員によるコメント

これはガラス板をキャンバスにして、油絵の具で絵を描くという昔ながらの手法で描かれた作品。油絵の具のマテリアル感を感じるシーンが、見ているといつの間にかそこを離れ、マテリアル感だけではなく、内容に没入している自分に気づかされる。ある時は砂浜に見えたり、ある時は水中に見えたり、シーンが変わるたびに、ひとつの キャンバスがその世界を変容される。これは作者の”画力”がそれを可能にしているのだろう。

教授・原田 大三郎

作品動画