卒業制作優秀作品集2019
生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻

村田 圭互

動きだす紙 -水による紙の膨張の動きをコントロールする-

技法・素材:スノーマット紙、レーザー加工
サイズ:
1.おどろく紙 H10×W120×D45mm
2.擬態する紙 H10×W80×D65mm
3.立ちあがる紙 H5×W190×D50mm
4.逃げだす紙 H35×W100×D50mm
5.波うつ紙 H15×W140×D40mm
6.ゆらめく紙 H80×W120×D120mm
7.はじける紙 H10×W80×D80mm
8.吸い上げる紙 H40×W55×D55mm
9.咲きだす紙 H15×W110×D90mm
10.成長する紙 H15×W120×D100mm

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「まるで、生きているかのように動きだす。」紙に水を浸透させると、折り目部分の圧縮された繊維が膨張し変形することで動き始める。その無機物が起こす意思があるかのような動きに魅力を感じた。研究の中で、レーザー加工を用いて紙の表面を削り厚みを変えることで、動き方や速度をコントロールできることを発見。紙の新たな可能性を探る目的のもと、その加工方法を活用した紙の造形作品 - Paperiens(ペパリアンズ)- を制作した。

担当教員によるコメント

当研究の目的は、折った紙に水を垂らすと動く現象の深掘りです。紙の種類や厚み、形や大きさ、紙に加える水の量やタイミングなどを変えながら実験を繰り返し、多様なサンプルを創出しています。水を含むと変形する、水の浸透速度に応じて動く紙のオブジェは、まるで生き物のように見えます。植物に水が補給されているかを知らせたり、砂時計のように時間を伝えたりする道具へ研究成果を応用することも考えられますが、生活に役立つ便利な道具を作ることだけがプロダクトデザインの役割ではありません。生き物のように見えることを活かして、人の気持ちを和ませたり楽しませたりする紙製品をデザインしても良いでしょう。このように、幅広いプロダクトへの応用可能性を感じさせる研究です。

教授・安次富 隆

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