卒業制作優秀作品集2020
情報デザイン学科
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アライブ ア サバイバル ~弱肉強食 ただし窮鼠猫を噛む~
ボードゲーム
技法・素材:A2サイズアクリル板(2mm)×3枚、Surface(1台)、Arduino(圧力センサー)
サイズ:A2サイズ
野生に生きる動物となって生き残ることを目指すボードゲームです。盤と駒とサイコロを使って遊びます。対象年齢は上から下まで! 肉食動物は他の動物を食べるために追いかけて、草食動物は食べられないように逃げ回ります。動物の個性を活かした戦略、盤上の駒を動かした駆け引き、そしてサイコロという運要素、何かが起こる特殊マス、ターンを重ねていくごとに減っていく体力。生き延びたければ逃げろ、戦え、考えろ、そして本能に従え。
Arduinoを使用したプログラムは東京理科大学理工学部溝口研究室の方にご協力いただきました。
担当教員によるコメント
本作品は、カードとコマを使ったアナログボードゲームとデジタル画面を組み合わせて楽しむゲームである。内容は、動物たちの弱肉強食(バトル)をテーマとしている。このゲームの目的は、プレイヤーに、戦うこと生き残るということはどういうことなのかを感じてもらうことである。こどもから大人まで楽しめるゲームとなっている。4人までプレイでき、サイコロを振り、カードに書かれているルールに従って進む。デジタル画面に現れるマス目に進むと、画面に応じてコマを動かす。デジタル画面は、テキストは短くまとめ、楽しげな雰囲気になるよう色や配置の工夫をしている。一方アナログゲームの良さとして、コマの素材や手触りなどや、サイコロを転がす小皿の中の音色等にこだわりがある。
教授・楠 房子