星野 佑太
ミツケタ
技法・素材:銅、真鍮、鉄、光ファイバー、樹脂 サイズ:H1400×W700×D700mm
実在する生物や空想上の存在をモチーフとし、各部関節を自在に動かすことのできる工芸作品、自在置物。 そのスタイルが生まれた当時作られていた龍の自在置物のような空想上の存在をモチーフとした作品を、様々な創作物に溢れた現代の発展した空想世界の中での表現として形にしたいと考え、自身の作成したストーリーのワンシーンを作品として形にしました。 自在置物本体は、遠い未来の発展した技術によって生まれた機械生命体がモチーフです。
担当教員によるコメント
「つくることが楽しくて大好き」な作者だと感じるこの4年間。制作目標に向かう中では様々な要素が絡み合う。その目標に向かうには、本人の体得経験を基に「今」を思考ながらの積み上げ過程の結果でしょうか。この「ミツケタ」卒業制作は、作者の「つくる力」が素直に伝わってくる秀作だと思います。手のひらに乗るような極精緻な造形物は、作者の描くストーリーの「元凶となった物質の欠片を探す」イメージを、各部位が自由に可動する形態に造り上げることで作品全体のコンセプトにうまく結びついた表現になったと感じます。作者の制作コンセプトを解きながら感じることは、より一層の幅広い感覚を探観し今「つくること」をどう咀嚼し「かたち」にしていくか。今後の活動を大いに期待しています。
教授・小林 光男
担当教員によるコメント
「つくることが楽しくて大好き」な作者だと感じるこの4年間。制作目標に向かう中では様々な要素が絡み合う。その目標に向かうには、本人の体得経験を基に「今」を思考ながらの積み上げ過程の結果でしょうか。この「ミツケタ」卒業制作は、作者の「つくる力」が素直に伝わってくる秀作だと思います。手のひらに乗るような極精緻な造形物は、作者の描くストーリーの「元凶となった物質の欠片を探す」イメージを、各部位が自由に可動する形態に造り上げることで作品全体のコンセプトにうまく結びついた表現になったと感じます。作者の制作コンセプトを解きながら感じることは、より一層の幅広い感覚を探観し今「つくること」をどう咀嚼し「かたち」にしていくか。今後の活動を大いに期待しています。
教授・小林 光男