BLUE
HE Tanglengzhi
作者によるコメント
記憶は海のように青い存在だと思います。その中で大切な思い出は、黄色の記憶の卵のようにメタモルフォーゼを繰り返し行っています。本作品は約一年間、自分の体験、記憶、幻想を組み合わせて作ったアニメーションです。作品は「海」「樹」「足跡」三つの部分があります。
担当教員によるコメント
この作品は情報芸術棟1Fに設置されている、横約7mのLEDスクリーン用に創られたアニメーションである。現場で作品を鑑賞すると視野一ぱいに画面が広がり、没入感を感じることが出来る。「Blue」という色に関しての作者のこだわりは強く、ある時は”水=樹木”でありある時は”海=クジラ”である。人の誕生から死まで、また再生に向けて物語は繋がっていく。全編iPadで描かれたアニメーションであるが、デジタル感はあまりなく、あくまで手書き風のテクスチャー感を維持しているのは素晴らしい。
教授・原田 大三郎
作品動画
- 作品名BLUE
- 作家名HE Tanglengzhi
- 作品情報アニメーション
技法・素材:Procreate、After Effects
サイズ:H960×W3200pixel、2min27s - 学科・専攻・コース
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