TAMABI NEWS 75号(早稲田大学×多摩美連携特集)|多摩美術大学
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との連携との連携7⽣産デザイン学科プロダクトデザイン専攻│2016年「⾼齢化社会に向けてのデザインアプローチ」をテーマに、リサーチと資料収集をグループワークで展開。その後個⼈別にテーマを設けて「認知症の⼥性に向けた化粧品」や「⽇々の⽚づけで⾝体機能を維持する踏み台」などを制作し、⽇本財団から助成を受け開催した「LIFE IS CREATIVE 展」にて展⺬・発表を⾏った。(指定管理者 公益財団法⼈ ⼋王⼦市学園都市⽂化ふれあい財団) 芸術学科│2016年「美術館・美術作品が健常者のためにだけある」ということへの問題提起から始まった研究。作品の全てに触れて体験し、感じ考えることができる展 覧 会の構 造をつくり上げた。また、作品そのものをフロッタージュ ( 凹凸をこすり出す技法)することで、⾒えないものが⾒えてくるという体験を通して、触れることの⼤切さを来場者に認識していただいた。東京都⾚⼗字⾎液センター⽇常でいのちの意 味を問うプロジェクト環境デザイン学科│2011年∼2016年2011年度から続く東京都⾚⼗字⾎液センターとの共同研究。アーティスト・デザイナーとして献⾎啓発活動や⼈道⽀援活動を追究する。2016 年は⽇本⾚⼗字社職員の⽅をリーダーとするラボラトリー制で実施し、より具 体 的な提案を⾏った。最終作品発表を通過した案は、東京デザインウィークで 11⽇間展⺬。7200 ⼈を超える⽅に披露した。デザイン・クリエイティブセンター 神⼾(KIITO)、NPO法⼈プラス・アーツ⾼齢化社会に向けての デザインアプローチに関する研 究情報デザイン学科│2016年「2035 年の医療を中⼼とした⼋王⼦の街づくり」をテーマに、ICT企業・医療機関・美術⼤学の三者共創による新しいサービスを考案。病院でのヒアリングやリサーチなどを⾏い、市⺠と地域、医療の枠組みの中で、⽣活者にとって豊かな⽣活のためのサービスをデザインし、その仕組みを映像化した。医療を中⼼とした安⼼して暮らせる未来のまちづくりを描く本構想は、⽇経デザインにも取り上げられた。グラフィックデザイン学科│2014年将来的な中規模公共交通機関の整備に向けた東京都の基本⽅針をもとに、統⼀コンセプトを導⼊することの重要性や、新しい交通機関である BRT システムを⺬すトータルデザインのイメージを制作。都内の各地域が持つイメージをカラーなどで確⽴させ、ロゴや⾞体デザイン、制服などをトータルで提案した。⽣産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻│2014年∼2014 年からの⼋王⼦織物⼯業組合との共同研究。国内⽣産の⼤きなシェアを占めるネクタイのデザインを提案、製品化し直営ショップで販売した。さらに⼋王⼦織物の活性化を⽬指し、機(はた)屋と学⽣がチームとなり機屋それぞれの技術を⽣かした⽣地と製品をデザイン制作。都内で展覧会を⾏った。現在も新しいテキスタイルの開発を継続中。ソフトバンクセレクションBluetooth 製品の電源on/off時、接続時、接続中などに、内蔵されたLEDライトが点灯するイルミネーションや、⾳声ガイダンスのデザインにおける共同研究。調査上、既製品を使⽤した際の気づきや感想を元に、光と⾳や⾳声によるBluetooth 製品におけるユーザインタフェースのデザインを⾏った。株式会社サクラクレパスサクラクレパスの新たな価値創造⽣産デザイン学科プロダクトデザイン専攻│2014年サクラクレパスの新たな価値創造をテーマにした研究。リサーチ、アイデア展 開を⾏い、新たなイメージを創 造した。実際に商品化することも視野に⼊れたプロジェクトであるため、企画、ユーザー層の再考、検証等を重点的に⾏い、より現実的な提案へと落とし込んでいった。完成したのは眺めても楽しい⼤⼈のクレパスで、代官⼭ T-SITE 蔦屋書店にて限定発売された。産学官連携の取り組みや事例について、さらに詳しい情報はWEBでご覧になれます。⼋王⼦市夢美術館視覚障害者を含む全ての⼈に 開 か れた 美術作品についての実践的研究⽇本 電気株式会社地域によるトータルライフサポートに関する サービスデザインの 研 究東京都都市整備局「都⼼と臨海副都⼼とを結ぶBRT」 デザインコンセプトに関する研 究⼋王⼦織物⼯業組合NEXT⼋王⼦織物プロジェクトソフトバンク コマース& サービス株式会社Bluetooth製品における UI/UXデザインに関する研究情報デザイン学科│2016年医療・福祉との連携地域製品開発・研究

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