TAMABI NEWS 90号(留学で創る未来)|多摩美術大学
12/20

左:中原小百合、細谷映麻理、小林崇士「落ち込みすぎな失恋ソング『失恋すると人は何も手につかない』」右:森山みのり「お悩み相談」左から:谷口菜津子『教室の片隅で青春がはじまる』(KADOKAWA)、『今夜すきやきだよ』(新潮社)オカヤイヅミ『白木蓮はきれいに散らない』(小学館)、『いいとしを』(KADOKAWA)金子祐子「公園の未来」「第25回文化庁メディア芸術祭」で、大学院情報デザイン2年・花形槙さんがアート部門の新人賞を、14年メディア芸術卒業・木下麦さん(P.I.C.S. management 所属)がアニメーション部門の新人賞を受賞しました。同祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で優れた作品を顕彰し、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。花形さんはアプリを通じて「そこにいること」そのものを提供する「存在代行」サービスを実践したパフォーマンス作品で受賞。木下さんの受賞作品はテレビ東京放送のアニメーションで、4月には映画も全国公開されました。受賞作品展は9月16〜26日、日本科学未来館ほかで行われる予定です。広告・クリエティブ専門誌、月刊『ブレーン』主催のオンライン動画コンテスト「BOVA(Brain Online Video Award)2022」の一般公募部門で、16年グラフィックデザイン卒業・細谷映麻理さんが参加した作品がグランプリ、統合デザイン4年・森山みのりさんが学生部門賞を受賞しました。また同4年・ジョン・ミンギョンさんがファイナリストに選出されました。一般公募部門では協賛企業の課題に対して3分以内の動画を募集、225作品の応募がありました。朝日新聞社主催の「第26回手治虫文化賞」で、11年メディア芸術卒業・谷口菜津子さんが新生賞を、03年グラフィックデザイン卒業・オカヤイヅミさんが短編賞を受賞しました。これはマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に創設されたもので、昨年1年間に国内で発表されたマンガの中から、新生賞は「斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者」に、短編賞は「短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者」に贈られます。上:花形槙「Uber Existence」メディアパフォーマンス©2021 Shin Hanagata下:此元和津也・木下麦「オッドタクシー」テレビアニメーション©P.I.C.S. / ODDTAXI partners毎日新聞社主催「第89回毎日広告デザイン賞」(後援:経済産業省)の一般公募・広告主課題の部で、統合デザイン4年・金子祐子さんが優秀賞を、同・水口広大さんが奨励賞を、川村結実さんが学生賞を受賞しました。毎日広告デザイン賞は「芸術の街頭躍進、美術と産業の融合」をスローガンに、商業美術振興運動の一事業として1931年に創設された歴史ある広告賞です。今回、一般公募・広告主課題の部には1,059点の応募があり、うち13点が入賞しました。優秀賞を受賞した金子さんは日本公園緑地協会の課題「公園の未来」に、奨励賞を受賞した水口さんと学生賞を受賞した川村さんはキッコーマンの「企業広告」に取り組みました。公式HP: https://macs.mainichi.co.jp/design/12文化庁メディア芸術祭で大学院生と卒業生が新人賞を受賞動画コンテストでグランプリ、学生部門賞を受賞手治虫文化賞で2名の卒業生が新生賞と短編賞を受賞第89回毎日広告デザイン賞で学生3名が受賞

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る