TAMABI NEWS 91号(新たな価値を生み出す場所)|多摩美術大学
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 TIIOPCS  PERSONNEL   NFORMATIONAWARDS CHANGE 「第36回四日市萬古陶磁器コンペ2022」で、大学院工芸2年・井上菜々子さんがグランプリとU40特別賞をダブル受賞しました。萬古陶磁器振興協同組合連合会が主催する本コンペは、約300年の伝統を誇る萬古焼の振興を目的に行われています。今回は「ときめくどうぶつの器」をテーマとしたオリジナル作品が募集され、全106点の中から井上さんが同コンペ初となるダブル受賞を果たしました。「第57回神奈川県美術展」工芸部門で、大学院テキスタイルデザイン1年・小野坂葉子さんが大賞を、工芸2年・金久琴美さんが美術奨学会記念賞を受賞しました。また、平面立体部門で大学院日本画2年・林銘君さんが特選、油画・馬場美桜子助手が県議会議長賞を受賞しました。本展は新進作家の育成と美術愛好家の創作活動の発表の場として1965年から続く公募美術展で、今年は全国から1,084点の応募がありました。「第7回日本学生BtoB新聞広告大賞」で、統合デザイン2年・井原花奈さんが審査委員会特別賞を受賞しました。一般社団法人日本BtoB広告協会と日刊工業新聞社が主催する本賞は、若い世代がBtoBビジネスに対する理解を深め、BtoB企業の活性化を図ることを目的としています。井原さんは総合部品メーカーNOK株式会社の課題「ポストコーン(車線規制、視線誘導標)」に取り組み、反射板の光を効果的に利用した写真とインパクトのあるコピーで受賞となりました。15ダミー/勅使川原三郎客員教授 ©Akihito Abe井上菜々子「Tea Time Set PEN’s Flower Shop」石黒裕美「八ツ沢水力発電所美術館」「SICF23(第23回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)」EXHIBITION部門で、情報デザイン・山本アンディ彩果副手が準グランプリを、17年大学院彫刻修了・櫻井隆平さんがスパイラル奨励賞を受賞しました。本展は複合文化施設スパイラルの主催による公募展形式のアートフェスティバルで、若手作家の発掘・育成・支援を目的に毎年行われています。5月3日から8日に行われた展覧会最終日に各賞が発表されました。デジタルシネマにフォーカスした若い才能の発掘と育成をめざした「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022」国内コンペティションの短編部門で、15年映像演劇卒業・若林萌さんのアニメーション作品「サカナ島胃袋三腸目」が優秀作品賞を受賞しました。また、本作は5月にドイツ・フランクフルトの「ニッポン・コネクション」でワールド・プレミアされたほか、「第33回東京学生映画祭」アニメーション部門でグランプリを受賞しています。公益財団法人乃村文化財団主催の「2022年学生卒業設計・制作 NCF空間ディスプレイアワード」で、22年環境デザイン卒業・石黒裕美さんが優秀賞を、同・大野彩佳さんと李豪さんが奨励賞を受賞しました。本アワードは、空間ディスプレイ分野における新たな価値を切り拓く作品、研究、その他の活動に対して表彰ならびに賞金授与を行い、同分野の更なる活性化と空間ディスプレイによる社会貢献の可能性を広げることを目的としています。若林萌「サカナ島胃袋三腸目」小野坂葉子「Sight」山本アンディ彩果「記憶の在処」より井原花奈「ポストコーンより」大学院生の小野坂葉子さんが第57回神奈川県美術展で大賞を受賞SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022で卒業生の若林萌さんが優秀作品賞を受賞SICF23で山本アンディ彩果副手が準グランプリを受賞四日市萬古陶磁器コンペ2022で大学院生の井上菜々子さんがグランプリ空間ディスプレイのアワードで環境デザイン学生が受賞日本学生BtoB新聞広告大賞で統合デザイン2年の井原花奈さんが特別賞

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