AI時代を勝ち残る進路選択|多摩美術大学
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UIデザインは論理的に思考ができる人に向く決め手は選択肢の多さと社会へのつながり元々、獣医学部を目指していた私が多摩美に進路を切り替えた決め手は、学びの選択肢が多く、就職を含め社会につながっていると確信したから。「強みと好き」を突き詰め、なめらかな動物の動きの表現なら負けないという自信を手に入れ、今に至ります。創造的な進路選択で広がる未来の姿は?アプリのUIデザインに生かされる「何を伝えたいの?」を考え抜いた経験© 2014-2018 COLOPL, IncM.HさんがUI全般に携わった『白猫テニス』。© 2014-2018 COLOPL, IncY.Nさんがモーション(動きを表現する)デザインに携わった『白猫プロジェクト』。10多摩美では幅広くデザインを学び、基礎力を身につけることができました。その時の経験が、UIデザイナーとしてお客様の思考や操作性を考え、デザインに落とし込む時に活かされています。ユーザーの方がゲームに没入できる、世界観を邪魔しないワクワクできるデザインを心がけています。クリエイティブ本部UIデザイナー[2010年 グラフィックデザイン卒]クリエイティブ本部3Dモーションデザイナー[2016年 グラフィックデザイン卒]山幡さんがUIデザインを担当した、世の中のあらゆることの結果を予想し、投票できるサービス『SUPERCHOICE』。私は現在、『SUPERCHOICE』という予想投票サービスのアプリのUIデザインを担当し、ユーザーが、結果を予想することで、番組視聴がより楽しくなるような体験づくりに携わっています。情報デザイン学科では、最終的に出来上がるデザインよりも、なぜそこに至ったかのプロセスこそが重要であることを学びました。元々広告志望で入学しましたが、アウトプットの形にこだわらない作品をつくり続ける中で、人とテクノロジーをつなぐUIに出会い、現在はそれを仕事にしています。UIデザインは、表面上の画力ではなく、プロセスに基づいて設計をしていくことが重要なので、大学で学んだことが今の仕事にとても生かされているのです。そして、多摩美の魅力のひとつには、人との出会いがあります。学生時代に彼らと熱く議論を交わした経験は自分の引き出しを豊かにしてくれましたし、その仲間たちはさまざまな業界で活躍し、今も仕事を通してつながっています。サイバーエージェントには多くの多摩美出身の社員が在籍していますが、仲間が多いのは、本当に心強いことです。メディア事業本部デザイナー[2012年 情報デザイン卒]コロプラサイバーエージェントM.H さん Y.N さん 山幡 大祐 さん InterviewIT編03

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