版画 美術学部絵画学科版画専攻デッサン《評価ポイント》自然とカリフラワーへ目線が行く構図を意識したデッサンだと思います。カリフラワーの花弁と葉の違いと存在感、ビニールホースの質感、角材の質感など、それぞれの特徴を丁寧に見ようとしているのも好感が持てます。時間の問題もあったと思いますが、描きこみがもう一つであることと、モチーフの実態だけでなく、机に写り込む影の表情を観察するなど、もの同士の距離感も表現できると良いでしょう。《評価ポイント》木炭の柔らかい色調を活かした大らかな表現が魅力的なデッサンです。カリフラワーの量感は表現できているが、それぞれのモチーフの質感がもう少し描ききれていれば存在感がより強調されたでしょう。大らかな表現が魅力ですが、木炭のトーンの幅がもう少し出ることで、より印象の強い作品になったのではないでしょうか。《評価ポイント》作者の素直で丁寧な視点に好感が持てます。やや強めのコントラストを画面に意図的に作りだしたことで、光を感じるデッサンとなっています。3種類のモチーフの特性を活かした構図は安定感と広がりを兼ね備えています。全体的にバランスよく描けていますが、各モチーフの特徴となる部分の描写にもう一歩追求が欲しいところです。039
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