入試ガイド2021|多摩美術大学
87/160

日本画油画版画彫刻工芸グラフィックプロダクトテキスタイル環境メディア芸術情報芸術統合演劇舞踊劇場美術一般選抜■■教員コメント画面がある情景になっている点が好感が持てる。粘土のダイナミックな表現が素晴らしい。教員コメント日が傾き始めた午後の、街角の風景のようにも見える、奥行きのある空間だ。倒れかかった立方体や、宙に浮いた球体は、ある出来事の瞬間を切り取った状態であることを示している。しかし全体の印象は、どこか時間が静止したように感じられる緊張感がある。そうしたコントラストが印象に残る作品だ。教員コメント木目のテクスチャーの粘土が木製の立方体の上に乗っている。これは想像した情景であろうが発想が実にユニークだ。教員コメント中央に大きく立方体と、それを取り囲むように粘土が配置され、全体として動きを感じるダイナミックな構図になっている。粘土の表面には、指の痕跡のような凹凸が残っていて、その粘土がどのようにして作られたのかというプロセスを見ることができる。そうした過去へも伸びた時間軸の操作が感じられる。メディア芸術《一般選抜》

元のページ  ../index.html#87

このブックを見る