入試ガイド2022
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絵画学科 版画専攻→します。「小論文」では、大学における教養教育を修得するうえで必要な基礎力を幅広く有しているか、自身の考えを的確に文章として述べているか、版画に対する興味、関心の高さがテーマ設定、文脈からうかがえるかなどを評価していきます。 ■ 特別選抜A問題  3点の版画作品から1点を選んで、その作品を選んだ理由、また感じたことや考えたことを800字以内で書きなさい。問題 与えられたモチーフをデッサンしなさい。条件 注意 使用紙 いずみ(B3)、MBM木炭紙(B3) 1.用紙の縦、横は自由とする。2.画用紙か木炭紙のどちらかを選択すること。3.A3の紙は、下書き用紙として使用すること。1.火気の使用はできません。2.記名票に受験番号、氏名を必ず記入してください。 3.画面に受験番号、氏名等を書くと失格となります。4.出題の内容に関する質問にはお答えできません。※上記2種類の用紙の内、1種類を選択して使用問題 与えられたモチーフから任意に写真を切り抜き、それらを自由に構成しなさい。そして制作したテーマ、意図を原稿用紙に200〜400字程度にまとめなさい。条件 用紙の縦、横は自由とする。1.火気の使用はできません。注意 2.記名票に受験番号、氏名を必ず記入してください。 3.画面に受験番号、氏名等を書くと失格となります。 4.出題の内容に関する質問にはお答えできません。使用紙 バロンケント紙(B3)総合型選抜では、一般選抜験で評価しきれない「能動性」「広い視野と個性」をもった意欲的な人を求めます。新しい表現と出会いたいと思うこと、自分から動こうとする力が自立した表現者としての道筋になると考えています。そして作品と向き合っていくなかで培われていく思考力や持続力が自らの社会性を養うことになります。さらに、高等学校等とも教育的な連携を進めながら、真摯な姿勢で制作と向き合う個性豊かな人材の発掘をめざしています。総合型選抜では、選択科目A/B、面接、持参作品、小論文の4つを総合的に審査します。選択科目では、従来の基本的な描く力を評価する選択Aの科目「デッサン『静物』」とともに、多様な版画技法の一つである写真表現にかかわる力を審査する選択Bの科目「コラージュ『写真』」が設定されています。選択Bの科目「コラージュ『写真』」は、これまでの描画を中心とする造形表現とは異質の造形感覚を評価する課題で、写真を選択する感覚や、選択された写真から発想する力、それらの写真を編集する力、そして画面に構成する力などを採点対象としています。「面接」では、これまで制作した提出作品を前に何を考えて制作し、大学入学後どのような研究を行いたいのかを面談し、それを評価→・文の構成が整っており、考えを的確にまとめ、小論文の体裁が整っているか・版画に対する興味・関心の高さをテーマ設定、文脈から読み取ることができるか・大学における教養教育を修得するうえで基礎的な能力を幅広く有しているか・持論を有しているか・出題に対して真摯に向き合っているか・理解力=出題内容をしっかりと理解しているか・観察力=モチーフの造型性を理解し、正しく捉えているか・描写力=形、色、立体、空間、質感、細部などを描写する力があるか・構成力=モチーフを適切に配置し、バランス良く構成しているか・テーマ力=作者がモチーフの何に興味をもち、どのようなテーマをもって取り組んだか・映像感覚=写真のイメージに対してどのようにアプローチしているか・編集力=写真を選択し、組み合わせ、編集する力があるか・構想力=作品のテーマ、コンセプトを構想する力があるか・独創性=独自の視点、感覚をもっているか・完成度=コラージュとしての完成度があるか・理解力=質問の意味を理解し、的確に返答できるか・意欲・積極性=志望動機は明確であるか、学業や制作に意欲があるか・プレゼン力=持参した作品を基に自身の考えを明確に述べられるか、説得力をもっているか・計画力=入学後の研究に展望をもち、その実現に何が必要かを把握する力があるかデッサン「静物」 モチーフコラージュ「写真」 モチーフ専門試験小論文(90分)デッサン「静物」(4時間)コラージュ「写真」(4時間)特別選抜A試験選抜方針採点基準小論文[選択A]デッサン「静物」[選択B]コラージュ「写真」面接

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