入試ガイド2022
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彫刻学科※デッサン、立体造形は同一作者の作品を掲載しています。 注意 使用紙 サンフラワーペーパー(M画)特厚口<175> ■■一般選抜問題 配布された新聞の中から自分が興味のあるテーマを一つ選び、自画像を描きなさい。また、テーマの元になった部分を「一箇所」のみハサミで切り抜き、作品と共に提出すること。なお、切り抜いた部分は午後の試験「立体造形」でも使用します。1.用紙は縦位置で使用すること。2.鉛筆デッサンか木炭デッサンのどちらかを選択する条件 こと。3.試験中はマスクを着用すること。1.新聞は作品材料として使用することはできません。2.出題の内容に関する質問にはお答えできません。(650mm×500mm(木炭紙大))またはMBM木炭紙(特厚口)(650mm×500mm)問題 再配布された自身の新聞の切り抜きをテーマに、与えられた材料を用いて立体造形しなさい。なお、新聞の切り抜きには手を加えないで下さい。条件 与えられた材料は全てを使用しなくてもよい。注意    1.配布されたファイル及び新聞の切り抜きは、試験後に回収します。2.新聞は作品材料として使用することはできません3.出題の内容に関する質問にはお答えできません。 配布用具 鏡1枚/目玉クリップ2個/霧吹き1個/ ※2022年度は「立体造形・デッサン」6時間となります。 カルトン1枚/ウェス2枚/かきべら1枚/ つげべら1枚/制作板1枚・出題に対する積極性・豊かな空間表現・個性的な表現感覚・描写力・新鮮な感性技術的修練とその場での発想力、両方をバランスよく見る意図で出題しています。新聞を選んでいるのは、1_社会への関心度を見る、2_テーマに具体性を持たせる、3_テーマの選択肢に幅を持たせた上でその場での即応力を見る、の3つの理由からです。記事の内容を読み込んで社会問題を絡める者、ひとつのワードから自在に想像力を膨らませる者、またはストーリーを構築する者。いずれの見方でもよしとしていますが、それら自分の選び取った新聞の切り抜きをどう自画像に反映させているか、複数の観点から総合的に評価をします。学生が「現在持っている力」も見ますが、個人の持つポテンシャル、つまり入学後に「どれだけ伸びるか?」(=自己の関心をいかに大きなフレームと接続していけるか?)が一番の評価基準になります。デッサンのときに自分が選んだ新聞記事を立体に展開します。デッサンの問題と同様、技術と発想力をバランスよく見るための問題になります。新聞記事という具体物をテーマとすることで、「なんとなく美しい」「形態的にバランスが取れている」などの優先度は低くなります。自分が選んだテーマをどれだけ咀嚼し形に起こしたか?「どこかで見たことのあるもの」ではない、個人がそれぞれに持つオリジナリティ、または挑戦の度合いが一番の評価基準になります。・出題に対する積極性・豊かな空間表現・立体的な構築感覚・造形力(柔軟な発想)・新鮮な感性専門試験デッサン(3時間)立体造形(3時間)採点基準デッサン出題のねらい・採点ポイントデッサン立体造形立体造形

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