入試ガイド2022
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日本画油画版画彫刻工芸グラフィックプロダクトテキスタイル環境メディア芸術情報芸術学統合演劇舞踊劇場美術工芸学科特別選抜A※立体造形(3時間)[以下想定問題より] ■特別選抜Aの考えを述べなさい。(800文字程度)全てのモチーフをテーブルの上で構成し、描写しなさい。用紙の縦・横は自由とします。問題の内容に関する質問には一切お答えできません。[2022年度より『鉛筆デッサン』または『立体造形』※から選択]問題 配布された材料を使って、立体造形をしなさい。また、作品と併せて、制作にどのように取り組んだかを記述して提出します。与えられた材料は全て使っても使わなくても構いません。提出点数、サイズも自由です。注意 問題の内容に関する質問には一切お答えできません。モチーフ例1 スポンジ、ビニタイ(針金をビニールで包んだもの)条件 モチーフ例2 クラフト紙、養生テープ整っているか・工芸に対する興味・関心の高さを、テーマ設定、 文脈から読み取ることができるか・大学における教養教育を修得するうえで基本的な能力を幅広く有しているか・持論を有しているか工芸《特別選抜A:総合型選抜》専門試験小論文(90分)問題   「作ることと使うこと」について専攻領域を踏まえてあなた面接鉛筆デッサン(3時間)問題 条件 注意 モチーフ スコヤ、ショートタップ、ガラス瓶使用紙 特画用紙1.5mmボード特別選抜A試験選抜方針総合型選抜では、モノを作る意志の強い人、作ることを楽しめる人、そして工芸学科への志望の動機が明瞭な人物を求めて、小論文、実技試験(「鉛筆デッサン」または「立体造形」※から選択)、面接の3つで総合的に審査します。次年度は実技試験では「鉛筆デッサン」か「立体造形」※のどちらかを選んで受験してもらいます。「鉛筆デッサン」では対象を正確に観察する力と平面でそれを描写して表現する力を見ます。まずはモチーフの形態、次にモチーフの材質感が表現できているかを見ます。そして鉛筆による淡色の表現ではありますが、モチーフの色感やモチーフ同士の色彩の関係が描かれている必要があります。さらに、モチーフの位置関係を想定し画面を構成する力も大切です。このように鉛筆デッサンでは鉛筆による基本的な描写力を問いはしますが、型どおりであることに縛られず、伸び伸びと自分らしく描くことを期待します。さらに、モノを作るうえで重要な思考力を見るために「小論文」を課します。最後に本人の意志の力を確認する「面接」を行います。これらの「鉛筆デッサン」「立体造形」※「小論文」「面接」により総合的に判断し選抜します。 採点基準小論文・文の構成が整っており、考えを的確にまとめ、小論文の体裁が面接・学科への理解・志望動機が明確であるか・自分の考えで語れるか・学業への熱意・質問について理解と、返答の的確さ鉛筆デッサン・理解力 = 問題内容の理解が正しいか・描写力 = 構図、立体認識が出来ているか・観察力 = 材質感を適切にとらえているか・空間把握 = 物と物の関係を的確にとらえているか・個性 = 独自の表現があるか立体造形 [2022年度から実施]・発想力 = 自由にアイデアを出し展開できるか ・創作意欲 = 意欲的に楽しく制作に取り組めるか・造形力/工作力 = 材料の特性を利用して作れているか    ・分析力 = 制作を振り返りイメージを言葉に展開できて いるか ・個性 = 独自の表現があるか

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