入試ガイド2022
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日本画油画版画彫刻工芸 注意 出題の内容に関する質問にはお答えできません。使用紙 サンフラワーペーパー(M画)MMボード(B3)グラフィックプロダクトテキスタイル環境 注意 使用紙 KMKケント(両面) ミューズイラストボードSS しろ (B3) メディア芸術情報芸術学統合演劇舞踊劇場美術情報デザイン学科 情報デザインコース一般選抜■■一般選抜問題 配布した金・銀の折り紙と自分の手を観察して 条件 描きなさい。1.用紙は縦位置とし、記名票は右上とすること。2.折り紙は加工して描いてもよいし、そのまま描いてもよい。3.折り紙は金・銀2枚とも使用すること。問題 「地球環境」という言葉から何を連想しますか?温暖化問題でしょうか? 自然災害でしょうか?それとも美しい森林や河川でしょうか?あなたが「地球環境」という言葉からイメージするかたち(抽象でも具象でもよい)をモチーフとして、そのシルエットと任意の幾何形態を用いて「地球環境」についてあなたが思うところを視覚表現しなさい。1.用紙は縦位置とし、記名票は右上とすること。2.塗り方は自由。白く見せたい部分や余白をあらわす条件 場合は白色を塗ること。3.モチーフのシルエットと任意の幾何形態の両方を使用すること。4.画面に文字を書かないこと。1.A3の紙1枚は下書き用紙です。2.出題の内容に関する質問にはお答えできません。・見る力=対象の形を正確に捉え認識できるか・技術力=基本的な表現技術があるか・構成力=表現内容を組み立て配置ができるか・表現力=表現したい心があり、形にできるか・完成度=課題が作品として完成しているか・理解力=出題内容を正確に読み取れるか・発想力=自分自身のテーマを展開できるか・構想力=構想を具体的に組み立てられるか・表現力=表現したいことを形にできるか・完成度=表現が作品として完成しているか鉛筆デッサンは、モチーフを観察して描く「観察デッサン」です。情報デザインには、人や社会のあらゆるものごとに対して、まず観察してみるという態度が必要です。そのため鉛筆デッサンでも、自分の手とモチーフの関係をきちんと観察ができているかどうかが重要な評価の対象になります。今年のモチーフは、金銀の色紙(折り紙)です。紙と金属の中間のような質感表現と金銀の描き分けがモチーフを描くポイントですが、難易度が高かったようです。手とモチーフの関係を描くのはよく練習されているように感じました。「視覚表現」では、造形や色彩における画面の構成力はもとより、設問を通じて何をどのように表現されているかを評価しています。今年の課題では、「あなたが思うところを視覚表現しなさい」とし、視覚表現を通じて自分の意見を述べることを求めました。難しいことではありますが、5時間かけて考え、表現しようと努力したことがわかる作品が多く見られたのは嬉しいことでした。情報デザイン《一般選抜》鉛筆デッサン モチーフ専門試験鉛筆デッサン(3時間)視覚表現(5時間)採点基準鉛筆デッサン視覚表現出題のねらい・採点ポイント鉛筆デッサン視覚表現

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