入試問題集2022|多摩美術大学
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nteracti I i iDepartment of ImationDesgnCoursenforonDesgn 自分の手を観察して描きなさい。 どんな風景や体験を連想しますか? あなたが「入り口」という言葉から イメージするかたち(抽象でも具象でもよい)を モチーフとして、そのシルエットと 任意の幾何形態を用いて視覚表現しなさい。情報デザイン学科 情報デザインコース70問題 | 配布したモチーフ(ポストイット)と 条件 | 1. 用紙は縦位置とし、記名票は右上とすること。 注意 | 出題の内容に関する質問にはお答えできません。使用紙 | サンフラワーペーパー(M画)MMボード/B3問題 | 「入り口」という言葉から、 条件 | 1. 用紙は縦位置とし、記名票は右上とすること。 注意 | 1. A3の紙1枚は下書き用紙です。 使用紙 | KMKケント(両面)ミューズイラストボードSSしろ/B3鉛筆デッサン モチーフ一般選抜 | 専門試験鉛筆デッサン [3時間]2. そのモチーフ(ポストイット)らしさを 大事に描くこと。2. 塗り方は自由。白く見せたい部分や余白をあらわす 場合は白色を塗ること。3. モチーフのシルエットと任意の幾何形態の 両方を使用すること。4. 画面に文字を書かないこと。2. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。[採点基準]・見る力=対象の形を正確に捉え認識できるか・技術力=基本的な表現技術があるか・構成力=表現内容を組み立て配置ができるか・表現力=表現したい心があり、形にできるか・完成度=課題が作品として完成しているか[出題のねらい]情報デザインを学ぶにあたって重要になる力のひとつとして「観察」があります。この試験では、観察から得られる情報を、誇張することなく正確に整理して、的確に画面の中に構成する力を見るために、手と付箋という素朴なモチーフのデッサンを出題しました。自分の手は体の一部でありつつ、外の世界にタッチするためのインターフェイス、付箋は直方体の固まりであり、剥がすことで意味が生まれる情報整理のためのツールと考えると、手と付箋の関わりはインタラクションのひとつの形でもあります。どのように付箋と手が関係するか、そのインタラクションの瞬間を観察して描写した作品を通して、見る力(対象の形を正確に捉え認識できるか)・技術力(基本的な表現技術があるか)・構成力(表現内容を組み立て配置ができるか)・表現力(表現したい心があり、形にできるか)・完成度(課題が作品として完成しているか)この5つを総合的に評価して採点しました。[採点基準]・理解力=出題内容を正確に読み取れるか・発想力=自分自身のテーマを展開できるか・構想力=構想を具体的に組み立てられるか・表現力=表現したいことを形にできるか・完成度=表現が作品として完成しているか[出題のねらい]言葉から想起されるイメージを、自分の経験を交えながら、ビジュアルとして伝達する力を見るために色彩構成を出題しました。「入り口」から想起する風景はさまざまで、具体的な物語だけでなく、抽象的な価値観を示すこともできるテーマです。おそらくこの言葉から膨大な情報が頭の中に浮かぶでしょう。その中から自分自身で伝えたいメッセージを他者への伝達にふさわしい色や形を選び取り、描き出した作品を通して、理解力(出題内容を正確に読み取れるか)・発想力(自分自身のテーマを展開できるか)・構想力(構想を具体的に組み立てられるか)・表現力(表現したいことを形にできるか)・完成度(表現が作品として完成しているか)この5つを総合的に評価して採点しました。2022年2月6日(日)実施2022年2月9日(水)実施視覚表現 [5時間]

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