入試問題集2025|多摩美術大学
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Ii,i mentofmatiArtDepartnforonDesgnandMedaCourse情報デザイン学科 メディア芸術コース66鉛筆デッサン モチーフ2025年2月13日(木)実施2025年2月14日(金)実施 使用すること。2. ヘラや手など、粘土以外のものを 描いてはならない。注意 | 1. A4の紙2枚は下書き用紙です。鉛筆デッサン [3時間]視覚表現 [5時間][採点基準]・見る力=対象の形を正確に捉え認識できるか・技術力=基本的な表現技術があるか・構成力=表現内容を組み立て配置ができるか・表現力=観察に基づく表現ができているか・完成度=課題が作品として完成しているか[出題のねらい]粘土という自由に変形可能な素材を通じて、自ら主体的に描写対象を創り上げることで、受験者の表現力と自己評価能力を総合的に試験することがねらいである。特に、自分自身のデッサンスキルを客観的に把握し、それに応じた適切な難易度のモチーフを設定できているかを重要視する。また、設定したモチーフが、自身の描写能力の範囲内に収まっているかどうかを判断する能力も問われる。粘土特有の質感や立体的な形状、陰影表現などを、自らの技術範囲内で的確に捉え、説得力を持った描写ができているかがポイントとなる。つまり、自身のスキルに見合ったモチーフを主体的かつ自己言及的に作り上げ、その特性を最大限に活かし、無理なく高い完成度の鉛筆デッサン作品として仕上げることが求められる。[採点基準]・理解力=出題内容を正確に読み取れるか・発想力=自分自身のテーマを展開できるか・構想力=構想を具体的に組み立てられるか・表現力=表現したいことを形にできているか・完成度=表現が作品として完成しているか[出題のねらい]今年度から用紙が昨年度までの一辺54cmから50cmへと「4cm」小さくなったという実際的な変更点を周知するとともに、その具体的な数値を起点として受験者が想像力や思考力を自由に発揮し、単なる物理的縮小にとどまらない創造的な視覚表現ができるかを試験する。受験者が主体的に「4cm」という具体的な長さを捉え直し、そこから新たな意味やストーリー、象徴的価値を見出して視覚的に表現できるかを問うことで、発想の柔軟性や独創性を引き出す。また、縮小された条件を創造的なチャンスとして活用し、個性的で魅力的な作品を生み出す対応力も確認する。「4cm」という数値が視覚的に分かりやすく表現されているか、小さくなった用紙の実用的な情報が伝わるか、テーマが豊かに膨らんでいるか、そして描画技術や画面構成などの完成度を総合的に評価する。問題 | 粘土をあなたがデッサンしやすい形に変形して、条件 | 1. 用紙は横位置とし、記名票が右上になるように2. モチーフは持ち帰ることができます。3. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。使用紙 | ニューTMKポスター特厚口ボード両面 2mm厚/B3問題 | 今年度の用紙は、従来の一辺54cmの正方形から、条件 | 1. タイトル票に作品の題名を10字以内で記入すること。2. 記名票は右上になるように使用すること。3. タイトル票は左上になるように使用すること。注意 | 1. A3の紙2枚は下書き用紙です。2. イラストボードの切れ端は 試し塗り用紙となります。3. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。使用紙 | ニューTMKポスターボード 両面貼り/500mm×500mm一般選抜 | 専門試験 それを鉛筆で描いてください。50cmの正方形のものへと、4cm小さくなりました。 この「4cm」という長さをモチーフとした 視覚表現を描いてください。

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