入試問題集2025|多摩美術大学
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Ii,Ii nteractimentofmatiDepartnforonDesgnonDesgnCourse情報デザイン学科 情報デザインコース72鉛筆デッサン モチーフ2025年2月10日(月)実施2025年2月13日(木)実施 記名票は右上になるようにすること。2. 透明プラスチックカードは必ず1枚だけ描くこと。3. 透明プラスチックカードを切る、割る、溶かすなど の加工をしてはいけない。 記名票は右上になるようにすること。2. 塗り方は自由。 白く見せたい部分や余白をあらわす場合は 白を塗ること。3. 画面に文字を描かないこと。鉛筆デッサン [3時間]視覚表現 [5時間][採点基準]・見る力=対象の形を正確に捉え認識できるか・技術力=基本的な表現技術があるか・構成力=表現内容を組み立て配置ができるか・表現力=観察に基づく表現ができているか・完成度=課題が作品として完成しているか[出題のねらい]透明のプラスチックカードは、クレジットカードなどと同様の汎用的なサイズ・厚みであり、日常多くのシーンで目にし、触れているものである。これと自分の一部である手をモチーフに鉛筆デッサンを描いてもらうことを通して、受験者の見る力、技術力、構成力、表現力、そして時間内に完成させる力を総合的に評価することをねらいとした。モチーフの形やサイズ・厚みを正確に捉え認識できているかはもちろん、特にプラスチックという透明素材ならではの光の屈折・重なり・透過による視覚的変化や、カードという平面によって区切られ生み出される空間の奥行きや動きに、心が向けられているかどうかを重視した。これらは情報デザインコースが重視する、日常に対する観察力と深い感受性につながるものである。[採点基準]・理解力=出題内容を正確に読み取れるか・発想力=自分自身のテーマを展開できるか・構想力=構想を具体的に組み立てられるか・表現力=表現したいことを形にできているか・完成度=表現が作品として完成しているか[出題のねらい]「放出」という言葉をどのように解釈し、発想を広げ、視覚表現として構築できるかを問うものである。放出とは、ためていた、あるいはたまっていたものが吹き出すこと、□れ出ること、外に出すことを意味し、そこには時間の流れや内と外の関係性が含まれる。受験生は、物質的なもの(例:お金、水、エネルギー、花粉)や、概念的なもの(例:愛、喜び、怒り、恨み、悲しみ)など、何が蓄積されていたのかを自由に想定し、それがどのような速度や勢いで、どこに放出されていくのかを考え、それが伝わるよう表現することになる。手仕事による表現力はもちろんのこと、出題内容を理解し、その意図を推し量る力、日常における視野の広さや観察眼にもとづく豊かな発想力、文字を使わない視覚表現によってストーリーを語る構成力が求められる。問題 | 配布した1枚の透明プラスチックカードと 自分の手を観察して描きなさい。条件 | 1. 用紙は縦位置で使用して、注意 | 出題の内容に関する質問にはお答えできません。使用紙 | サンフラワーペーパー(M画)MMボード/B3問題 | 「放出(ほうしゅつ)」をテーマに条件 | 1. 用紙は縦位置で使用して、注意 | 1. A3の紙1枚は下書き用紙です。2. 出題の内容に関する質問にはお答えできません。使用紙 | KMKケント(両面)ミューズイラストボードSS しろ/B3一般選抜 | 専門試験 任意の幾何学体を用いて視覚表現しなさい。

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