入試問題集2026|多摩美術大学
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52[教員コメント]限られた画面の中で設問の「手と鍋」を巧みにレイアウトした構図です。人間の手、金属の鍋、蓋のガラス表現等、複数の素材や質感を豊かな鉛筆の色幅で巧みに描写出来ている魅力的な作品です。鍋を支える右手の小指の動きと、蓋の取っ手の楕円に若干の違和感はありますが作者の高い技量を感じます。[教員コメント]設問の手と鍋を明確な主従関係を持たせバランス良く配置した構図です。主役の手にスプーンを持たせ高い表現力で描写することと、出来立ての食材から発する熱量(湯気)で画面に動きを出すことでとても動的な作品となりました。片手のみの表現ながらその存在感と素材を描き分ける技量と構図が魅力的な作品です。[教員コメント]作者は日頃から物の観察をしているだろう、という印象を受けた作品です。鍋本体と取っ手の関係、蓋の蒸気穴、ガラスの蓋を通した先がどのように歪んで見えるか等、良く物を見ているからこその描写力が高い評価に繋がりました。蓋を持つ手の表現が多少硬く見えますが表現力に長けた素晴らしい作品です。[教員コメント]手と鍋という設問の中で「動き」のある手、五徳に置かれ「安定感」のある鍋を的確に捉えており、構図の中での「動と静」のバランスとコントラストが表現されています。一方で、モチーフの配置という観点では、鍋をもう少し中心に置くなど、鍋の特徴である楕円をしっかりと描く構図でも良かったと思います。

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