情報デザイン学科 メディア芸術コース一般選抜総合型選抜学校推薦型選抜鉛筆デッサン67[教員コメント]試験という限られた時間において、怪獣の鱗という根気を要するモチーフを発想し、実現している。パースの誇張やぼかしにみられる、ほのかなエッセンスによってデッサンとアイディアのバランスをうまくとっている。下半身を切り取ることで迫り来るようなダイナミックな構図を生み出しており、「動き」という課題に対して、怪獣のキャッチーな図像にとらわれない力強いデッサンに仕上がっている。[教員コメント]ユニークである。粘土の素材を活かしつつ、薄くて伸縮可能で有機的な、軟体動物か想像上の生物のような物体を描いている。それは意識をもって動かない。光や風や重力の影響で動いているような生き物だ。舌のような粘膜の表面や、縁の部分のひび割れなど、生き物を思わせる細部も興味深い。[教員コメント]動きをテーマで課題に取り組んだ場合、大抵の人は激しい動きに着目して表現しようとするが、作者の場合は、それとは逆にゆったりとした動きを表した。粘土の塊がゆったりとねじれていることで、ゆっくりと流れる時間軸を感じることができる。この作品の場合は、ねじれた物体の表面のテクスチャーが不思議な存在感を出しているところが印象深い。物体の表面の細密な描き込みによって、オブジェクトにゆったりとした生命感を与えている。[教員コメント]モチーフを4分割し、ちぎる段階を区切ることで、動きというものを変化を通した視覚化をしている。我々が4コマ漫画を自然と上から読み上げるようにこれを上から捉えようとすると、蘇生する逆再生の動きにもとらえられる。デッサン力をユニークな視点と巧みに組み合わせている。
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