入試問題集2026|多摩美術大学
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統合デザイン学科一般選抜総合型選抜学校推薦型選抜鉛筆デッサン85[教員コメント]「言葉にできない」状況において、思わず髪に手をやる仕草を描いた作品。悩んだときや込み上げるような感情に対して、頭に手を当てたり、髪をかきむしるような動きは、無意識的な身体反応として確かに見られる。なぜその動作をするのか明確な合理性があるわけではないが、感情が手に現れる動きの一つとして捉えられている。全体の描写力も高く、表情やトリミング、構図の選び方にも新鮮さがあり、単なる状況の再現にとどまらず、心理状態と身体動作の関係を的確に捉えている。[教員コメント]スポーツ観戦で熱中し、思わず紙コップを握りつぶしてしまう場面を描いた作品。本来であれば避けるべき行動であるが、それが起きてしまうほどの没入状態が表現されている。握り拳を突き出す手もまた無意識的な動きであり、両手の動きと感情の高まりが直結している。横からの構図や、右から左へと流れる手の動きによって、身体と心理の流れが視覚的に伝わる構成となっている。[教員コメント]太陽が眩しく、思わず手をかざすという状況を描いた作品。無意識と意識のあいだにある身体の動きが丁寧に捉えられている。特に、手のひらを太陽に向ける動きは、光を手のひらで受け止めようとするかのような自然な反応として描かれている。庇を作るだけであれば手のひらを下に向けた方が合理的にも思えるが、指の間から覗こうとすると、この向きがむしろ自然と感じられる。指の間の自然な開き具合による光の調整といった細部の観察も含め、動作のリアリティが表現されている。また、太陽そのものを描かず、光や影によってその存在を示している点も効果的であり、構図としても強い印象を持つ作品。[教員コメント]食事前に□を持ち、手を合わせる場面を描いた作品。一見意識的な行為に見えるが、日々繰り返される習慣として身体に定着した無意識的行動でもある。この作品は、そうした文化的・習慣的な所作を肯定的に捉え、その価値を再認識させている。日常の中にある無意識的な反復行動を丁寧にすくい上げた点を評価した。太陽、さんさん「いただきます」うまく言葉にできない熱中しすぎてつい……

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