tonATELIER_Vol.04
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砂子目の密度が異なる金網によって、金銀箔の粉の粗さの段階を調節する。筒に切り廻しや箔を筆と共に入れ、ポンポンと叩いて使用する。材質は竹、直径約4.5cm、長さ約20cm。露出計カメラレンズを通してフィルム面に適性な光を与えることを「露出」という。てのひらサイズでアナログとデジタル表示がある。最近のカメラはすでに露出機能が搭載されているが、露出計を使うこだわりも捨てがたい。上皿秤“はかり”といわれ真っ先に浮かぶ代名詞的存在。写真のほかにも、天秤・デジタルなど用途に合わせて様々な形状がある。3tはかり作品の重量など、3tまでの秤量を計ることができる。計り自体の重さが50㎏ある。ノギス独特な形状。測定物を挟み大きさを計る。ノギスひとつで外径、内径、深さ、段差の測定ができる。ゼーゲルコーン粘土に少しずつ異なる釉薬成分を配合し、三角錘状に固めたもの。陶器の焼度を計るために窯の中で使用する。番号(色)ごとで焼成温度が異なり、設定温度に達するとコーンの先から軟化し白く変化する。高さ約6cm。電圧計電子回路の通電を確認し、ボルト数を計る。電子基板を使用した制作や、作品を長時間起動させる際に欠かせない。配線不良個所を見つける際も使用する。レーザー水平器スイッチ操作により瞬時に水平、垂直の墨出し(基準線引き)ができる。建築用機材としてだけでなく、屋内外での壁面への展示に欠かせない。本体の高さ約15cm。金網粒子を粗さ別に振るい分け、天然の岩石から絵具を作る。粉砕した粒子の大きさにより濃度が異なり、細かい粒子ほど淡く白っぽい。粉が舞うので蓋と底が付いている、直径約25cm。

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