【D】UPCYCLE / +3Dプリンター、紙飛行機の飛ぶ原理
ワークショップ:3Dプリントパーツを廃棄物に組み込んだ新しい道具づくり
- 対象中高生コース[中学生〜高校生(18歳以下相当)]
- 日時8月30日(土)、10月5日(日)
いずれも9:30〜17:00 - 会場多摩美術大学八王子キャンパス
「物事を仕組みから理解する、工夫する力やクリエイティブな姿勢を醸成する」
3R(Reduce/Reuse/Recycle)の中で、最も大切なのはReduce=ゴミの量をそもそも減らすことです。そのためにはモノを大切にし、すぐに捨てずに工夫してもう一度使おうとする「考える力」を育てることが大切です。このプログラムでは、そうした考えを身につけてもらうことを目指しています。捨てられるモノだけを使って新しい道具を作るのは、アイデアを広げるのが難しいこともあります。そこで、3Dプリンターで作ったパーツを加えてもよいとすることで、発想が広がりやすくなり、いろいろなモノに作り変えることへの可能性も見えてきます。身の回りの道具を「使える部品」として見る視点を持つことで、多くの工夫や活用の方法が生まれることを、体験的に感じてもらうことを目指します。多摩美術大学の学生たちにも協力してもらい、3Dモデリングにも挑戦できるようなプログラムです。
紙飛行機の飛ぶ原理 ワークショップ + Input lecture
- 日時9月7日(日) 9:30〜17:00
- 会場多摩美術大学八王子キャンパス
「自然の原理を体験しながら学ぶ」
今の子供たちは、自分の手を使って何かを作ったり、自分からやってみて達成感を味わったりする機会が少なくなっています。じっくり観察したり、実験をして法則を見つけたりするような体験も減っています。こうした中、教育現場でも子供たちが自然の現象に興味を持つような機会を十分に与えられていない状況が生じているでしょう。紙飛行機は小さな子供でも楽しく遊べる道具ですが、自然の仕組みを交えて考えていくと、中学生や高校生にとっても学びの多い教材となります。飛行には、揚力、推進力、重力が関係します。回転するボールが真っ直ぐ安定して飛ぶのは、圧力差やマグヌス力の働きによるものです。また、飛行機の重心の位置や翼の大きさも、飛び方や安定性に大きく影響します。繰り返し何度も実験や体験ができる場を設定し、座学で理論だけを教えたのでは理解の難しい現象を、紙飛行機のように動きのある教材を使って、子供たちの興味を引き出しながら、遊びを通して自然の仕組みを学べることを目指します。
- 実施日8月30日(土)、9月7日(日)、10月5日(日)
- 会場多摩美術大学八王子キャンパス