多摩美術大学 学生ハンドブック2021
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各種相談- 135 -●応急手当切り傷すり傷(擦過傷)打撲・捻挫やけど化学薬品によるやけど薬品が目に入った時※小さなケガや傷の場合、消毒や薬よりも水道水で細菌をきれいに洗い流すこと が大事です。・止血:出血部位に清潔なガーゼやハンカチを当て直接圧迫し、止血する(血液を絞りだしたり、傷の近くをしばったりしない)。・洗浄:傷口を水道水で、汚れや異物が無くなるまで洗い流す。・保護:傷口は、ラップやキズパワーパッド等で保護する(傷を乾燥させない)。・出血が続く・傷が深い・熱感がある・動物に咬まれた傷等の場合は医療機関を受診する。・患部は無理に動かさず安静にし、氷水等で冷やす。・腫れを抑える為に包帯等で圧迫固定し、患部を高くする。・痛みが強い・腫れが酷い・内出血がある場合は骨折が疑われるため、固定し冷やしながら整形外科を受診する。・速やかに流水等で患部を十分に冷やす(冷やすのを止めても痛みが生じないまでが目安)。・水泡ができてしまった場合は、破れないようにガーゼや清潔な布で覆う。・水泡が破れた・強い痛み・触った感覚がない・患部が広範囲の場合は皮膚科や外科を受診する。・薬品を水道水で十分洗い流す(20〜30分ほど)。・冷やしながら皮膚科または救急病院を受診する。・薬品の種類(名前)をメモしていくこと。・直ちに薬品が入った方の目を下にし、水道水等で静かに20分以上洗い流した後、眼科または救急病院を受診する。・薬品の種類(名前)をメモしていくこと。

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