多摩美術大学 学生ハンドブック2022
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<大学構内における無許可勧誘><マルチ・マルチまがい商法>「マルチ商法」とは、商品やサービスを自分が購入するだけでなく、販売する組織に加入し、他の人を勧誘すると利益を得られるという仕組みの商法(連鎖販売取引)です。「マルチまがい商法」とは、法律の規制を逃れるため、最初は商品やサービスの契約だけをさせて、その後「誰か紹介すれば儲かる仕組みだ」と明かす悪質な手口です。⇒アドバイス:SNSで知り合った人、友人、先輩から誘われても気軽に契約しないこと。理解できない、不信感を抱いた場合には、はっきりと断りましょう。「必ず儲かる」、「簡単に稼げる」ことはありえません。借金までして契約しないこと。<アポイントメントセールス><自己啓発セミナー・資格商法の勧誘><キャッチセールス>こんなトラブルにご用心学内で「国際交流」や「ミニコンサート」と称して飲食物を振舞い、実際の勧誘目的を隠して連絡先を交換します。その後、しつこく連絡があり学外での活動に参加するようせまります。実態は新興宗教団体への勧誘ですので、むやみに連絡先を教えないようにしましょう。⇒アドバイス:学内で不審な活動を見かけたら速やかに学生課・美術学部事務室突然、電話やSNSなどで「選ばれた」「いい話がある」など、実際の販売目的を隠して呼び出します。待ち合わせの事務所や喫茶店に行くと、何時間も勧誘して強引に契約をせまり、商品やサービスを高く売りつけます。⇒アドバイス:おいしい話はまず疑う、呼び出されても決して出向かないこと。街角やSNSで「就職に役立ちます。受講しませんか」と声をかけられ、言葉巧みに別の場所に案内され、契約を勧められます。「お金がない」と言うと学生ローン会社を紹介されます。その後、次々と高額な講座を受講させられ、最後に強制的に友人等の勧誘がプログラムされている場合があります。⇒アドバイス:「いいです」「結構です」といったYesともNoとも取れる言い方はせず、「いりません」「興味ありません」とはっきり断ること。販売目的を隠し、街頭で「ちょっと簡単なアンケートに答えてもらえませんか」などと声をかけて事務所や近くの喫茶店に誘い、長い時間勧誘して強引に商品、サービスを売りつけようとします。⇒アドバイス:むやみに「アンケート」に応じない、はっきりと断ること。 または研究室に連絡してください。 ※特に“場所をかえて”と言われたら絶対についていかないこと!- 144 -

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