多摩美術大学 学生ハンドブック2023
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各種相談- 123 -●応急手当●応急手当切り傷切り傷すり傷(擦過傷)すり傷(擦過傷)打撲・捻挫打撲・捻挫やけどやけど化学薬品による化学薬品によるやけどやけど薬品が目に薬品が目に入った時入った時※小さなケガや傷の場合、消毒や薬よりも水道水で細菌をきれいに洗い流すこと※小さなケガや傷の場合、消毒や薬よりも水道水で細菌をきれいに洗い流すこと が大事です。 が大事です。・止血:出血部位に清潔なガーゼやハンカチを当て直接圧迫・止血:出血部位に清潔なガーゼやハンカチを当て直接圧迫し、止血する(血液を絞りだしたり、傷の近くをしし、止血する(血液を絞りだしたり、傷の近くをしばったりしない)。ばったりしない)。・洗浄:傷口を水道水で、汚れや異物が無くなるまで洗い流・洗浄:傷口を水道水で、汚れや異物が無くなるまで洗い流す。す。・保護:傷口は、ラップやキズパワーパッド等で保護する・保護:傷口は、ラップやキズパワーパッド等で保護する(傷を乾燥させない)。(傷を乾燥させない)。・出血が続く・傷が深い・熱感がある・動物に咬まれた傷等・出血が続く・傷が深い・熱感がある・動物に咬まれた傷等の場合は医療機関を受診する。の場合は医療機関を受診する。・患部は無理に動かさず安静にし、氷水等で冷やす。・患部は無理に動かさず安静にし、氷水等で冷やす。・腫れを抑える為に包帯等で圧迫固定し、患部を高くする。・腫れを抑える為に包帯等で圧迫固定し、患部を高くする。・痛みが強い・腫れが酷い・内出血がある場合は骨折が疑わ・痛みが強い・腫れが酷い・内出血がある場合は骨折が疑われるため、固定し冷やしながら整形外科を受診する。れるため、固定し冷やしながら整形外科を受診する。・速やかに流水等で患部を十分に冷やす(冷やすのを止めて・速やかに流水等で患部を十分に冷やす(冷やすのを止めても痛みが生じないまでが目安)。も痛みが生じないまでが目安)。・水泡ができてしまった場合は、破れないようにガーゼや清・水泡ができてしまった場合は、破れないようにガーゼや清潔な布で覆う。潔な布で覆う。・水泡が破れた・強い痛み・触った感覚がない・患部が広範・水泡が破れた・強い痛み・触った感覚がない・患部が広範囲の場合は皮膚科や外科を受診する。囲の場合は皮膚科や外科を受診する。・薬品を水道水で十分洗い流す(20〜30分ほど)。・薬品を水道水で十分洗い流す(20〜30分ほど)。・冷やしながら皮膚科または救急病院を受診する。・冷やしながら皮膚科または救急病院を受診する。・薬品の種類(名前)をメモしていくこと。・薬品の種類(名前)をメモしていくこと。・直ちに薬品が入った方の目を下にし、水道水等で静かに20・直ちに薬品が入った方の目を下にし、水道水等で静かに20分以上洗い流した後、眼科または救急病院を受診する。分以上洗い流した後、眼科または救急病院を受診する。・薬品の種類(名前)をメモしていくこと。・薬品の種類(名前)をメモしていくこと。

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