学生ハンドブック2024|多摩美術大学
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-140-<大学構内における無許可勧誘><闇バイト><マルチ・マルチまがい商法>「マルチ商法」とは、商品やサービスを自分が購入するだけでなく、販売する組織に加入し、他の人を勧誘すると利益を得られるという仕組みの商法(連鎖販売取引)です。「マルチまがい商法」とは、法律の規制を逃れるため、最初は商品やサービスの契約だけをさせて、その後「誰か紹介すれば儲かる仕組みだ」と明かす悪質な手口です。⇒アドバイス:SNSで知り合った人、友人、先輩から誘われても気軽に契約しないこと。理解できない、不信感を抱いた場合には、はっきりと断りましょう。「必ず儲かる」、「簡単に稼げる」ことはありえません。借金までして契約しないこと。こんなトラブルにご用心学内で「サークル活動」や「勉強会」と偽ったり、「国際交流」や「ミニコンサート」と称して飲食物を振舞ったりして、実際の勧誘目的を隠して連絡先を交換します。その後、しつこく連絡があり学外での活動に参加するようせまります。実態は新興宗教団体への勧誘ですので、むやみに連絡先を教えないようにしましょう。⇒アドバイス:学内で不審な活動を見かけたら速やかに学生課・美術学部事務室SNSやインターネット掲示板などで、高収入が得られるなどの魅力的な言葉で募集しており、とくに大学生や若者が狙われます。応募すると、詐欺や強盗などの実行犯のほか、犯罪組織の手先として利用されます。身分証明証や個人情報を握られ、「家族に危害を加える」などと脅されて逮捕されるまでやめることができません。⇒アドバイス:「高額」「即日現金」「副業」「ハンドキャリー」「書類を受け取るだけ」「行動確認・現地調査」等の文言に注意。匿名性の高いアプリのインストールを求められる場合も、闇バイトの可能性があります。怪しいと思ったら、家族や大学、最寄りの警察署に相談してください。■警視庁総合相談センター  #9110 または  TEL:03-3501-0110■ヤング・テレホン・コーナー(警視庁少年相談係) TEL:03-3580-4970■そのアルバイト 関わってはダメです(特殊詐欺加害防止 特設サイト) https://www.kagaiboushi.metro.tokyo.lg.jp/または研究室に連絡してください。

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