学生ハンドブック2024|多摩美術大学
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- 122 -「大麻はタバコより害が少ない」?「一回ぐらいドラッグを使っても平気」?「ドラッグでやせられるし、おしゃれ」?危険ドラッグについて麻薬・覚せい剤・違法薬物の所持は重大な犯罪です!「一度だけ」という軽い気持ちが、大切な家族や友人との関係悪化や崩壊、死を招くことすらあります。「誘いを断る」「薬物乱用をやめるように説得する」「相談する」勇気を持ちましょう!違法薬物の乱用・所持・譲渡・栽培などの犯罪行為にも加担しないよう十分注意!薬物乱用防止についてダメ!絶対!買わない!使わない!かかわらない!薬物乱用防止相談窓口検索NO!NO!NO!NO!こんな噂を聞いたことありませんか…?大麻も薬物です。気軽に大麻を使用し、その後より強い刺激を求めて他の薬物を使用して、薬物依存につながる危険性があります。一回だけの使用でも呼吸困難や震えがおき、死に至る場合もあります。その時死に至らなくても、依存状態となり社会生活を崩壊させる程、心も身体も侵されてしまいます。ダイエットやストレス発散などは薬による一時的な作用に過ぎません。その先には、身も心もボロボロな恐ろしい状態が待っています。例えば覚醒剤は「アイス」大麻は「野菜」といった別名で呼び、危険性を隠そうとしていることもあります。名前が変わっても危険性は変わりません。『お香』 『アロマ』 『バスソルト』 『ハーブ』 等、目的を偽装し、店舗を持たないデリバリーなどでも販売されており、パッケージや本体の色や形も様々(粉末・液体・乾燥植物など)で、「合法」や「安全」と偽って販売されています(危険ドラッグは取り締まりの対象で、「合法」と称しても違法です)。使用による幻聴、幻覚、妄想、錯乱、意識障害など、様々な健康被害が報告されており、一回の使用でやめられなくなったり、(どのような成分が含まれているかわからず)中には大麻、覚醒剤よりも危険な物質が入っているため、急性中毒で死亡した例もあります。使用した状態で車両を運転して人身事故を起こしたり、意識障害を起こして他人を傷つけた事例も起きています。絶対に使用したり、所持したりしないでください。

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