葉もれ日
今井 祥子
担当教員によるコメント
今井は葉を光に翳すと生き生きとした葉脈が浮かび上がるときに感じた事象と無意識に描いた線のドローイングとの関係を探ることで、卒業制作のアイデアに繋げた。葉のかたちにカットした板ガラスを柔らかな形に曲げ、その表面に細い線を彫る。ガラスに彫られた線は、近づかないと見ないくらい繊細な線の集合ではあるが、光を透過することで背面の白い板には影としてはっきその存在が浮かび上がる。目に見えないエネルギーを感受できる作品になった。
教授・池本 一三
- 作品名葉もれ日
- 作家名今井 祥子
- 作品情報技法・素材:青板ガラス、木材、ステンレス棒
寸法:左から H600×W409×D113mm H500×W508×D90mm H350×W357×D85mm H700×W277×D105mm - 学科・専攻・コース
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