テディベアの日常

上原 瑠夏

作品解説

テディベアはぬいぐるみであるため、話すことはありません。そんなテディベアがもし良いことも不満も抱えながら日常を過ごしていたらどんな会話を繰り広げるのでしょうか。そういった興味からテディベアとの会話体験を通じてテディベアの日常を表現をしました。

作者によるコメント

私は会話とChatGPTを扱い、何か面白いことができないかと考えたことをきっかけに作品を制作しました。
実際に体験くださった方が面白い、楽しいと感じてくださっていたらとても嬉しいです。
また、プロジェクトを通して教授や友人のアドバイス、親の支えがなければここまで完成させることができなかったと思います。本当に感謝の気持ちで一杯です。

担当教員によるコメント

「会話」をテーマに設定した作者は、さまざまなスタディを経て、人工知能に音声入出力インターフェースを与えた「人間と会話するテディベア」という形式に辿り着いた。使用するChatGPTエンジンの性能に由来した、思わず「そこに知性が宿っている」と感じてしまう会話内容の魅力もさることながら、「ぬいぐるみを握りながら話しかける」という、自然かつ誤動作の少ない音声入力インターフェースを考案し、粘り強い努力で堅実に実装できたことが、この作品の完成度を高めている。

教授・中村 勇吾

作品動画

  • 作品名
    テディベアの日常
  • 作家名
    上原 瑠夏
  • 素材・技法
    ぬいぐるみ、モニター、MacBook Pro、Arduino
  • サイズ
    テディベア=H400×W250×D150mm/モニター=W1920×H1080px
  • ジャンル
    インタラクション
  • 学科・専攻・コース
  • 担当教員