あめのちわたぐも - 飴で包まれた、ひとくちわたあめ
小林 さやか
作者によるコメント
わたあめって食べにくい!
そんなお悩みを解消する、ひとくちサイズのお菓子を考えました。
飴のパリッと食感の後、わたぐものようにしゅわっと溶けるわたあめ。
手や口が汚れないため、子どもも大人も、どんなシーンでも気兼ねなく楽しめます。
あめのちわたぐも🌧️
でも気分は晴れやか☀️
担当教員によるコメント
「アートディレクション D」の課題は、まず自分自身が感じている「なんだかなー」を探すところから始まります。小林さんのこのデザインは「綿アメ好きだけど食べにくいの、なんだかなー」という自身のペインポイントからスタートしました。そして彼女は「アメの剤形」をデザインし、その際「食感のデザイン」を最重視して、そこからこの「ブランドのデザイン」をしました。グラフィックデザインには、色・形・タイポグラフィ・パッケージ・店頭装飾など色々ありますが、「課題を解決し、顧客に喜ばれるデザイン」をするには、こんな色が良い、こんな形が良い以前に「自分は何が嫌か?どうだったら嬉しいのか?」を敏感に察知し「喜ばれることの根本」を着想する能力が重要です。デザインする上で一番大切な能力は、それだと思います。
非常勤講師・須田 和博
- 作品名あめのちわたぐも - 飴で包まれた、ひとくちわたあめ
- 作家名小林 さやか
- 素材・技法素材=ジェルネイル、コットン、アクリル絵の具、紙、布、シール、ガス袋/技法=Illustrator、Photoshop、Fresco、レーザーカッター、シルクスクリーン、3Dプリント
- サイズ本体=H30×W33×D33mm(33点)/パッケージ=H250×W75×D55mm(6点)/紙袋(大)=H220×W310×D130mm/紙袋(小)=H160×W230×D100mm
- ジャンルブランディング
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