long for

阿部 薫

作者によるコメント

何気ない普段の生活の中で、光や風、時間などの様々な偶然と人間の生活が合わさった美しい瞬間を見た時に「私はこの瞬間と出会うために生きているのだ」と感じます。

今回の卒業制作では理想の場所(非日常)での日常生活に思いを馳せながら広島(尾道・鞆の浦)の風景を描きました。

担当教員によるコメント

 普段の生活の中でふとした瞬間に出会った美しさに、私は生きる意味を感じます。光や風、そして刻々と過ぎる時間が織り成す情景は、日常を特別なものに変えてくれます。この卒業制作では、理想の場所である広島の尾道や鞆の浦を舞台に、非日常に思いを馳せながらその風景を描きました。心の中に秘めた特別な瞬間を、絵を通じて表現し、観る人にもその美しさを伝えられたらと願っています。

専任講師・陳 芃宇

  • 作品名
    long for
  • 作家名
    阿部 薫
  • 素材・技法
    岩絵具、水干絵具、胡粉、雲肌麻紙、白麻紙
  • サイズ
    1810×2590mm/600×1750mm×2枚/
    1073×450mm/627×910mm/450×351mm×2枚
  • 学科・専攻・コース
  • 担当教員