講座番号 115

   

日本画の写と実と―花を描く

  

写生とはただ対象を写すのではなく、自然と対話する営みのなかで、毎日の出会いを確かなものとしてとらえることです。何枚も描いていくうちに、思索や思考が生まれ、目に見えないものまで形や色として表現できる喜びが湧いてきます。基本技術を五感を通して常に切磋琢磨しながら、各々の工夫と絵画における思考を課題に勉強したいと思います。
    


    

講師紹介


市川 保道(いちかわ・やすみち)
絵画学科教授。1936年、横浜市生まれ。'66年、本学大学院修了。現在、創画会会友。創画展および個展などで発表。横浜市旭区下川井町在住。

講 座 内 容

    
第1〜2回

 写生とは/好きな題材を写生
第3〜6回
 制作/日本画の基本技術と応用/講評
   

開講日  5/14〜6/18の毎週月曜
 全6回
時 間  13:00〜16:00 定 員  20名
受講料  34,000円(消耗品代〈一部顔料等〉込み)
対 象  初心者(2、3点の制作経験者)〜中級者
用意するもの―日本画用具一式、水彩、ガッシュ、鉛筆ほか(事前の指示あり)

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多摩美術大学 生涯学習プログラム 2001 春期講座