講座番号 119

   

木目が唄う―水油性混合木版画

  

木版画というと伝統的なイメージがありますが、新しい技法の考案により、表現の幅は格段に広がっています。
今回は水性刷り、油性刷りの特徴をいかした併用技法を紹介します。水性絵具を重ねた透明感ある色調に、油性絵具が生み出すさまざまなマチエール(画肌)がほどよい緊張感を与えます。単色から多色刷りへと進め、オリジナル作品を制作しましょう。
    


    
    

講師紹介


古谷 博子(ふるや・ひろこ)
版画家。1988年、本学大学院修了。'93年、日本版画協会展準会員優作賞、'94年、都版画大賞展優秀賞。現在、日本版画協会および日本美術連盟会員。

講 座 内 容

    
第1〜4回

 基礎講義/下絵からの版作り
第5〜7回
 マチエール版を作る
第8〜12回
 併用技法による多色刷り/講評
   

開講日  5/10〜7/26の毎週木曜
 全12回
時 間  13:00〜16:00 定 員  15名
受講料  48,000円(材料費別12,000円)
対 象  はじめての方〜上級者まで、どなたでも
用意するもの筆記用具、定規ほか(事前の指示あり)

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多摩美術大学 生涯学習プログラム 2001 春期講座