講座番号 120

   

木目が唄う―油性多色木版画

  

油性木版画は発色がすばらしく、また、絵具が扱いやすいので、技術のいる刷りが初心者でも容易にできます。版は彫るほかにベニヤ板、布、紙などを貼りつけて、従来にはない自由な表現が可能です。講座では「色を極める」をテーマに、基本的な版の色分解、さまざまな素材での版作り、ぼかし刷りなどを学んでいきたいと思います。
    


    
    

講師紹介


おかもと ひろこ
版画家。愛知県生まれ。1977年、本学大学院修了。'97年、日本版画協会展準会員優作賞、'98年、東京国際ミニプリント・トリエンナーレ美術館賞。

講 座 内 容

    
第1〜7回

 油性木版の説明/花をテーマにぼかし刷りで2版多色刷り
第8〜11回
 マチエール版の説明/自由テーマで4版多色刷り/講評
   

開講日  5/11〜7/27の金曜(7/20休講)
 全11回
時 間  13:00〜16:00 定 員  15名
受講料  44,000円(材料費別11,000円)
対 象  はじめての方〜上級者まで、どなたでも
用意するもの彫刻刀ほか(事前の指示あり)

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多摩美術大学 生涯学習プログラム 2001 春期講座