講座番号 121

   

木目が唄う―木口木版

  

木口木版は18世紀末、西欧で生まれた技法です。銅版のように精緻な表現が可能なことから、その作品は「紙の宝石」と呼ばれるほどです。今回は経験者のためのコースも用意しました。彫ることの楽しみから、表現することの楽しみへと広がればいいと考えています。
   

講 座 内 容

    
初心者コース―

第1〜4回 版木とビュランなど道具の扱い/実習
第5〜8回 彫り、裏打ちなど/中間講評
第9〜12回 コラージュなどさまざまな展開/講評
経験者コース―版画集または詩画集の制作
指導日:
 小林(5/12、6/23、30、7/28)
 鈴木(その他)

   

開講日  5/12〜7/28の毎週土曜
 全12回
時 間  18:00〜20:00 定 員  15名
受講料  36,000円(材料費別12,000円)
対 象  はじめての方〜経験者まで、どなたでも
用意するもの―筆記用具、スケッチブックほか(事前の指示あり)
◎後期に継続講座を予定しています。

講 師 紹 介


小林 敬生(こばやし・けいせい)
絵画学科教授。1993年、高知国際版画トリエンナーレ大賞、'97年、大阪トリエンナーレ版画銀賞受賞。東京国際近代美術館、大英博物館等に収蔵。

鈴木 康(すずき・やす)
版画家。1992年、本学卒業、りゅう画廊版画「期待の新人」大賞展買い上げ賞、'99年、ACT大賞'99佳作、'98・2000年、春陽展奨励賞受賞。

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多摩美術大学 生涯学習プログラム 2001 春期講座